カテゴリー「いのちの授業」の記事

2015年7月 5日 (日)

定時制高校の生徒さんたちへ

都立足立高校定時制の1・3・4年生の生徒さんたちに、「高校生に伝えるいのちと性」というテーマでお話しさせていただきました。

生徒さんたちは15歳から70代までと、年齢も背景もさまざま。

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妊娠を経験している生徒さんもいるし、性行動が身近な生徒さんも多い。そのため避妊知識を確認するクイズからスタート。答え合わせをしながら、正しい避妊の知識を確認してほしいと願いつつ進めます。

そして後半は「家族」「いのち」のお話。私が一番伝えたかったのはここ。

全員が母親のおなかの中で育ち、生まれてきたときはだっこしてもらっていた。少なくとも歩き始めるまでの期間は、必ず「抱っこ」されながら育った。たったひとりの例外もなく。「名前」を付けてもらったときは、「幸せになるように」「健康に育ってほしい」「愛されるように」など、いろんな願いを込めてもらっていた。生まれてきたときに、周りの大人は幸せな未来を願ってくれていた…ということ。

今は家族が離れて暮らしている生徒さんや、大人から傷つけられた体験をしている生徒さんもいるかもしれない。でも、赤ちゃん時代は「大切に守られ、愛された」歴史を持っているのだということ…。

どんなことがあっても自分の一番の味方は自分。自分を好きでい続ける生き方をしてほしい…。

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後半は静かに真剣に聴いてくれる目を感じて、つい力がこもりました。どうか私の思いが届いていますように…。

生徒さんからの感想の一部を紹介します。

「今、彼氏とケンカしていて本当につらかったのが少し楽になりました。ちゃんと話し合って、仲直りして幸せな未来にしたいです。私の名前の意味は『生まれてきてくれてありがとう』という意味なので、先生の言葉がグッときました」(女子)

「目が悪くてモニターに映っていることはよくわかりませんでしたが、その分集中して先生話を聞いたつもりです。自分は自分のことが好きではないので、これから自分のことを好きになれるかわかりません。けれど頑張ろうと思います」(男子)

「内容は、自分が思っていたより深いことがたくさんで、これからいろいろ考え行動することが大切だと思いました。親ともめたりすることがたくさんあるけれど、家族の話を聞いて自分の存在などを考えさせられました」(女子)

「最後らへんのところで、何度も共感できる話がありました。あまり性のことについて知らない友人がいるので、今回の講座を友人に伝えようと思うし、自分も勉強になりました」(女子)

「あまり親とうまくいっていなく自分なんて…って思っていたけれど、小さい頃は愛されていたのかなと思いました。嬉しかった」(女子)

「直井先生から聞いた『自分は自分の味方』というところが一番心に響きました」(女子)

終了のタイミングころ、赤ちゃんが生まれた挨拶のために卒業生が校内に!先生のお計らいで、ゲストとして登場というサプライズ。

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男子生徒に優しく抱っこされています。赤ちゃんパワーってすごい。

足立高校の校長先生、養護教諭の山口先生、先生方、ありがとうございました。

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2015年6月 8日 (月)

小学生へ「いのちのおはなし」

今年度も、八潮市内小中学校で「いのちの授業」をさせていただけることに感謝です。

八潮市内は、中学3年生全クラスに「いのちの授業」をカリキュラムとして導入いただき今年で5年目。また小学6年生3校も市の事業として導入してくださっています。

27年度のスタートは八條小学校。小学校では、6年生対象の「いのちのお話」だけではなく、保護者さん対象「家庭で伝えるいのちと性」もお伝えしています。

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「いのちのおはなし」は、「お母さん産んでくれてありがとう」という内容ではありません。「いのちの力を使って生まれきたみんなはすごいよ」というお話。おなかの中で頑張っていたこと、生まれるときに発揮したスゴイ力…。また、第二次性徴やプライベートゾーンについて。

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とっても反応がかわいい八條小学校の子供たち。

授業の後は、本物の赤ちゃんと妊婦さんが登場します。赤ちゃんをだっこし、妊婦さんのおなかに触れて「いのち」を感じるあたたかい時間。

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おなかの赤ちゃんを感じて、顔を真っ赤にして照れている子、「うわ~」っと満面の笑みで感激している子…。いのちを感じる子供たちのリアクションはいろいろ。どの子も「いのち」を感じて笑顔がいっぱい。

授業に参加してくれた子供たちの感想文を一部ご紹介します。

「いのちの大切さに気づきました。家に帰ったら、お母さんやお父さんに感謝の言葉を言いたい。僕も将来お父さんになったら、新しい命が誕生した時に『生まれてきてくれてありがとう』といいたいです」(男子)

 「いのちというのは、べんしょうができない。とっても大切なものなんだと実感しました。今後自分の命と家族を大切にして、一番お世話になっているお母さんを大切にしていきたいです」(男子) 

「今、私がこうして元気でいられるのは、お母さんが産んでくれて、毎日抱っこして、毎日話しかけてくれたからなんだなと思いました」(女子)

 「みんないじめるために生まれていないし、いじめられるためにも生きていないから、友達を大事にして生きて生きたいです」(女子) 

「自分が生まれてきたのはすごいことなんだな~と思いました。私はいろんな『奇跡』で生まれてこれたんだと思いました。今日家に帰ったら、お母さんに『喜び』『悲しみ』をくれたことに『ありがとう!』を伝えたいです。いつか自分の子供にもいろんなことを教えたいです」(女子)

12歳の感性にきゅんとします。そして、先生も感想文を書いてくださいました。

「直井先生のお話を聴いて改めて思ったことは、生まれた時に愛されていた、愛されて育ってきたんだということです。大人になるにしたがって、かわいがられるというか愛されている実感が薄れていくような気がしてしまいます。本当はみんなもっと褒められたいし、抱きしめられたいんじゃないかなと思います。今日は幸せな気持ちになりました」(先生)

 子供たちへの授業の後は、保護者さん対象の「家庭で伝えるいのちと性」。多くの保護者さんや校医さん、他市の家庭教育アドバイザーさんたちもお越しくださり、関心を持っていただけることがうれしい。

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性感染症や望まぬ妊娠の現状。幸せな大人になってから考えてほしい性行為。「性行動開始年齢が早い子供の家庭にある共通点とは…?」「思春期って…?」など、家庭で「性」を大切に考え、子供たちの未来を守るためのお話をさせていただきました。

保護者さんの感想文もご紹介します。

「とても心に響きました。帰ってきたらハグしてあげたいです」

「愛ある子にするために日々検討中です。反抗期が楽しみです」

「今は間違った情報があふれていてとても心配になります。教えていただいた親子の対話を大事にしていきたいです。先生のお子さんとのスキンシップのお話しがすてきでした。真似してみたいです」

たくさんの方にご理解いただき、今年もこの活動を続けられることがうれしいです。小中学生対象の授業は八潮市が主催なので、学校保護者でなくてもご参観いただけます。一人でも多くの方に聞いていただけたら嬉しいです(6月12日大曽根小学校、7月3日大瀬小学校の予定。事前に教育委員会社会教育課へご連絡をお願いします)。

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2015年6月 7日 (日)

高島大さん講演会

6月6日に、人気講師の高島大さんをお招きして「幸せな家族のレシピ」講演会を開催しました。大勢の方がご参加くださり、笑いあり涙ありのあたたかい時間を共有することができたこと、心から感謝です。

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スタートは、あき助産師による「家庭で伝えるいのちと性」ショートバージョン。「私ってどうやって生まれたの?」と聞かれたら答えてあげたい、ロマンティックな家族愛のお話。

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そして、高島大さんの講演では、パートナーや子供…大切な人をもっと大切にしたくなるお話がもりだくさん。「心を柔らかくするには?」「幸せって何?」「愛するって?」など、わかっていそうで明確に答えられない内容をシェアしながら進めていきます。

大切なことは「正しさよりも〇〇〇」「思いやりとは〇〇〇」、また「幸せな家族になるために、育児で一番大切にするのは〇〇〇」など、目からうろこエッセンスがいっぱい。

ほとんどのご参加者はパパやママ。会場内は、わが子やパートナー…大切な人を思うあたたかい空気に包まれました。

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講演会の最後にはなんと高島さんからサプライズのお花束が!この講演会を企画した原動力を思い出しながら、涙が…。

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赤ちゃん連れのご家族から人生の大先輩まで(0歳から60代まで!)、そして八潮市内からだけではなく九州や山形からもお越しくださったご参加者の皆様に感謝です。ありがとうございました!

当日運営スタッフとして大活躍してくれたベビマ認定講師のみなさんと。

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高島大さんは熱い情熱を持った1歳児のパパさんです。高島さんのブログでも今回の記事を書いてくださいました。「高島さんってどんな人?」詳しくはDAI TAKASHIMAオフィシャルホームページをご覧くださいね。

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2015年4月29日 (水)

「大人になっても知りたい、いのちの話」

「スパイダーネットやしお」さんの主催で、 「大人になっても知りたいいのちの話」をお届けさせていただきます。

「スパイダーネット」は、福祉の問題を中心とした会。「揺り籠から墓場まで」を見通した活動で、介護職をはじめとする多くの職種の方が活発に携わっている、あたたかいネットワーク。

このスパーダーネットが企画くださり、ご縁を頂きました。大人バージョンの「いのちのお話」。今回のためにパワーポイントなどを作り直したニューバージョンです。

日時 : 4月29日 19~21時

場所 : 特別養護施設「杜の家八潮」

夜間のため、お子様連れは難しいかと思いますが、もし赤ちゃんがお越しになればアイドルになることは間違いないなし(*^^*)

一般参加者も参加できる、無料の公開講座です。よろしかったらお越しくださいませ。
知っているお顔がいてくれると心強いです。

Supaida

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2015年2月15日 (日)

「いのちの授業」の感想文(三郷市彦糸中)

三郷市立彦糸中学校3年生約120人に、「いのちの授業」を届けさせていただきました。養護教諭の先生が繋いでくださったご縁で今年で4年目です。

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いのちの始まりから、おなかの中で頑張ったすごいこと。生まれるときに発揮した力…。そして、だれもが毎日だれかに抱かれて育ったという事実。幸せを願い、元気な成長を願い、つけてもらった名前。

「いのちの授業」は、性の知識教育ではありません。だれもが持っている生得的な命の力を伝えるとともに、「家族」「生きる」ことについて感じてもらうプログラムです。

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毎回、生徒さんの感想文を読むまではドキドキ。すぐに行動変容が見られなくてもいい、まず何かを感じてくれたら…。中学を卒業して、それぞれの社会へ巣立っていく生徒さんたちの心に「何か」が届いていたらうれしい。

生徒さんたちの感想文の一部を紹介します。

「一度も母からはひどい言葉を言われたことがなく、そんな言葉を使っていた自分を反省しました。自分がなんで生きているんだろうとたまに思うことがあります。今は受験で苦しく、つらく、いやだし、卒業するのもいやです。しかし、母が私を産まなかったらみんなにも会えなかったと思うと、生まれてきてよかった」(女子)

 「前の私は今回のような話を聴いても流してしまっていました。しかし今回は全然違いました。当たり前の存在だと思っていた母に強く感謝したいと思いました。あまり目立つことのない私も、先生が言っていた『自分らしさ』という言葉で自信を持つことができました。心に響く授業でした」(女子)

 「最後のひとことがすごくグッときました。鳥肌が立ちました。ふつうは初めて会った他人にあんなことは言えません。今起きている怖い事件の犯人にも、そういう大事なことを教えてあげたいと思いました」(男子)

 「母は僕が生まれる前に〇〇〇だとわかり何度も死のうと思ったそうです。ですがそこに僕ができて踏みとどまってくれました。そして僕に☆☆という名前を付けてくれました。『たからもの』という意味を込めて」(男子)

 「最近私はとがっていて、親に反抗ばかりしていました。しかし直井先生の話をきいて親に感謝するべきだと思いました。いのちを大切にして、まわりの友達全員に優しくしたり、仲間外れをしないようにしたいです。感動しました。自分の心の中からすっと何かが抜けるような気がしました」(男子)

 「私は女性のからだとして生まれたからには、いのちをつなぐために自分の体を大事にしたいと思いました。今日の講演はすごく心に残り、感謝しています。母親になる喜びを将来感じてみたいと思いました」(女子)

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ある男子くんは、A4用紙ぎっしりと4枚分も感想を書いてくれました。家族のことや生きること、思いのたけをたくさん文字にしてくれた男子くん。感想文の最後にはこのように書いてくれました。

「人の言葉ってすごいと思う。だって言葉って戦争をやめさせられる、言葉ひとつで人を傷つける。言葉ひとつで救われる。本当にすごいと思う。人ってすごいと思う。何のために生まれ何のために生きるのか。そして死んだらどうなるのか…。僕は将来の夢をあきらめたくない!」

私自身も彼らの感想文から学ぶことが多く、たくさんのことを教えられました。私はこの彼にちゃんと向き合えるような生き方ができているのだろうか…。自分自身ときちんと向き合う生き方ができているのか…、そう思います。

彼らの未来がキラキラに輝いていますように。もうすぐ迎える卒業、おめでとうございます。校長先生はじめ養護教諭の柳田先生、担当の先生方、お世話になりました。

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2015年1月31日 (土)

「高校生に伝えるいのちと性」三郷北高

埼玉県立三郷来た高等学校1年生の生徒さん約280人に、「高校生に伝えるいのちと性」というテーマでお話しさせていただきました。

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中には、中学生の時に私の「いのちの授業」を聴いてくれたことがある生徒さんが何人もいて、ご縁をうれしく思います。

高校生の中には、すでに性行動を開始している生徒さんがいるかもしれない。前半は、まじめな性教育。避妊知識度クイズからスタート。答え合わせをしながら、性についての正しい知識をお伝えします。

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そして後半は、「家族」「生きる」についてお話ししました。助産師として、母親として、真剣に伝えたいのはこの部分。

「自分って何?」「生きるって?」「進路はどうしよう」と真剣に悩むこの時期。「毎日たくさん抱っこされて愛された歴史」が全員にあることを伝えたい。生まれてきたときに周りの人が笑顔だったことを伝えたい。「毎日たくさん抱っこされて、たくさんやさしい言葉をかけてもらったから今がある」ということを伝えたい。

さら助産院で出会うママたち。新しい命を迎えたばかりのママが、どれだけ大切に、宝物のわが子を育てているのかを私は知っている。母乳がうまく飲めない、おしりかぶれがある、泣きやまない…。そんなことに毎日真剣に向き合い、睡眠不足でも大切に大切に愛して育てているママたちに、私は毎日出会っている。すべての人に、あたたかいまなざしで見守られた日々がある。そんな「愛された歴史」は、だれもがもっていることを伝えたい。

機材のトラブルでパワポがペラペラと勢いよく進んでしまい、手に汗握りハラハラしながらお話ししました。生徒さんたちも、ペラペラ勢いよく進む映像を見ておちつかなかったと思いますが、真剣に聴いてくれました。どうもありがとう。

生徒さんたちの感想文の一部をご紹介します。

「知らなかったことを知れてよかったです。体を冷やさないように気を付けて生活しようと思いました。家族というのはとても大事なんだとわかりました。愛っていいな」

「セックスというのは軽々しくするのではなく、ちゃんと考えないとだめだと思いました。生まれてくる赤ちゃんのためにも、お互いのためにも、しっかり寄り添える人とじゃないといけないと思いました」

「頑張って子供をつくろうとしている人もいるのに、そんな簡単に(セックスを)やったりしたらいけないんだと思いました。あと、先生の気持ちがすごく伝わった講座でした」

「セックスの先には、命が生まれるというとても大切なことがあるんだと思った。必要がない限りは行為に及ぶ必要はないけれど、愛を育む行為だから大切にしたい」

「まだ高校生だから、まだ子供だから関係ないと自分の中で思っていました。今回の講演を受けて自分の考えは間違っていると思いました。教科書に書いてあることをそのまま覚えるのではなく、実際にお話を聞いたり、見たり、体験することも自分のためになると思いました」

「機材トラブルがあったのに、頑張って真剣に話してくれてありがとうございました」

「避妊や妊娠について、改めてこんなに学べてよかったです。家族という絆があり、その中で新しい命が誕生し、さらに絆を深めていくんだと思いました。単に性行為をするのではなく、本当に大切な命がほしいときにするのだと思いました。新しい命が生まれたら、笑いかけ、話しかけ、どんな時もやっぱり笑顔が大切だと思います」

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校長先生はじめご担当くださった先生方、養護教諭の横山先生、いろいろとお世話になりありがとうございました。生徒さんたちの素晴らしい未来を願っています。

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2014年12月14日 (日)

「いのちの授業」の感想文(興本扇学園)

12月12日、足立区の興本扇学園で「いのちの授業」を届けさせていただきました。

興本扇学園は足立区初の小中一貫教育校で、生徒さんを1年生から9年生とよんでいるそうです。この7・8・9年生の生徒さん約240人に「いのちの授業」を、そして保護者さんや地域のみなさん対象に「家庭で伝えるいのちと性」の2本立てでお話させていただきました。西村校長先生が繋いでくださったご縁です。

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「いのちの授業」では、おなかの中や生まれるときにどんな力を発揮していたのか等、だれもが持っている「生得的ないのちの力」をお話します。「いのちの授業」は、性教育ではありません。「お母さん、産んでくれてありがとう」ではなく、「うまれてきてくれてありがとう!」というお話です。

私自身、いのちの神秘や不思議をずっと感じ続けています。助産師になって20年たっても「命についての知識は全て知り尽くした」なんてことは不可能。赤ちゃんに会うたびに「よく生まれてきたね」と思うし、強いエネルギーを感じます。

授業は、「いのち」について一方的に教えるのではなく「一緒に考える」時間にしたいため、生徒さんへ質問をしながら進めていきます。

13歳から15歳という多感な中学生。それぞれの心で受け取ってくれていたら嬉しいです。そんな感想文の一部をご紹介します。

「自分が生まれたことは、とても素晴らしいことだと思いました。もう少し、女子や女性の方に優しく接するように心がけたいです」(7年男子)

 「今までも、『命は大切だから大切にしよう』や『命は尊いもの』、『自ら命を絶ってはいけない』ということは思っていましたが、今回の誕生学で学んだ『うまれることの大切さ』を心に持ち、大人になっても忘れずに生きたい」(8年男子)

 「今日の話を聴いて、改めて『お母さん、ありがとう』と思えた。最後に言っていた恋と愛の区別は、自分自身が感じたことのあったことだから、中途半端な気持ちじゃ赤ちゃんはうめないなと思った」(9年女子)

 「命のことについてきちんとわかりました。すごくおもしろかったです」(7年男子)

今までの自分は全然人に優しくしていなかった。いのちの大切さを知り、まわりの人に優しくしたいと思いました。話を聞いていておもしろかったところもありましたが、自分の心が傷つきました。それは、今までの自分がとても情けなく、恥ずかしい気持ちになったからです。いつもはお母さんに反抗していましたが、もっとお母さんや大人たちのおかげで今があると自覚して大切にしたいです」(7年女子)

そして、ご参観くださった保護者さんも感想を書いてくださいました。

「男子に対して『女子は妊娠する体だ』とはっきりおっしゃったところが印象的でした。まず最初に命の大切さや愛を語っていただいた後だったので、とても心に響いたと思います。私も子どもが生まれたときの気持ちを思い出して胸が熱くなりました。反抗期の息子に、本当は大事に思っているんだよとちゃんと伝えなくてはと思いました」

 「私が学生のころよりもわかりやすく、このようなステキな内容なら小学生のうちからもお話していただきたいと思いました。子どもを育てながら、母親に父親にしてもらってくれたことをもう一度感謝しました」

 「今まで子どもに伝えてきたことが良かったのだろうかと考えさせられました。『脅しや禁止』ではなく…というお話で、まさしく私は子どもが傷つかないようにと禁止や予防ばかり考えていたと思いました」

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続けて、保護者さんや地域の皆様に「家庭で伝えるいのちと性」というテーマでお話させていただきました。

性行動開始年齢の低年齢化、性感染症の現状など。そして子どもたち自身の性行動開始年齢が遅くなり、自分の命を大切にするために家庭ですぐに始められることとは…。など、思春期の子どもたちへの関わりについてのお話です。

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私自身が中3と高3の娘を育児中であり、思春期ママとして共感しあえたら…という思いで進めました。終了後に校長室でPTA役員さんと感想をシェアできたことも嬉しいです。ママたちの子どもたちへの愛で、気持ちがポカポカしてきます。

西村校長先生はじめ先生方、PTA役員さん、ありがとうございました。そして、生徒さんたちどうもありがとう!

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2014年12月13日 (土)

「次世代支援賞」受賞しました

公益社団法人誕生学協会の総会の席にて、次世代支援に貢献した講師会員に向けての表彰がありました。

その中の一人として、「地域次世代支援賞」を受賞させていただきました。

残念ながら総会表彰式は出席できなかったので、後日誕生学協会事務所で受け取りました。Img_4902
(左から)三宅副代表、直井、大葉代表、唐澤理事さんと。

大葉ナナコさんはじめとする皆様との出会いがなければ今の活動はなく、多くの方に助けて育てていただいて今があるということを忘れないようにしたいです。

活動を続けていくうえでの、自信と、ひとつの節目になりました。

これからも、使命感を持って小学生・中学生・高校生に「いのちのお話」を届ける活動に励んでまいります。ありがとうございました。

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後日、

お世話になっている八潮市教育委員会にもご報告。

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いつも子どもたちへの愛あふれる大重先生。

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そして、常に細やかな気遣いで助けてくださる、坂口さんと楠美さん。社会教育課の皆様。

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いろんな方に支えていただき、そして育てていただいているから、今の活動がある。「いのちの授業(誕生学)」を育ててくださっているすべての皆様に感謝です。

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2014年11月24日 (月)

研究授業にて(潮止中学校)

11月20日、小中一貫教育「はばたき2014」研究発表会が潮止中学校で開催されました。教育関係の方々だけではなく、議員さんや教育審議会の皆様、PTA役員さんたち約200名が集まる、大きなイベントです。遠く新潟県や鳥取県からもお越しくださっていたと聞きました。

研究発表会では、市内の小・中学校の先生方が公開授業を行います。その中のひとつとして「いのちの授業」を選んでいただき、中学3年生43人に届けました。

この生徒さんの中には我が娘がいることもあり、いつも以上の緊張にドキドキして 心臓が口から飛び出しそう。いろんな意味で、私にとって特別な授業です。

この「いのちの授業」を届ける活動は、助産師である以前に、母親としての思いが原点です。転校生だった我が子を優しく迎え入れてくれたお友達に「私のできることで恩返しがしたい」と願い、「学校授業で実現できないだろうか」と行動しはじめたのは5年前のこと。「助産師の知識だけではなく、子どもたちへの伝え方を学びたい」と活動を始めました。

今のように多くの生徒さんたちへ「いのちの授業(誕生学)」を届けるようになる経緯には、いろいろなことがありました。新しいことを始める流れには大きなパワーが必要で、悔しいことや理不尽な思いがなかったわけではありません。でも、多くの方々に支えていただき、八潮市内全中学3年生対象に導入いただき今年で4年目です。

授業日の朝には娘に念を押されています。「みんなはお母さんだって知っているんだから、学校で絶対に泣かないでよ」と。いろんな思いがあふれ、全力で臨みました。

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いのちの始まりから、お腹の中で頑張ったすごいこと。生まれるときに発揮した生きる力。そして、全員に「毎日抱っこされて優しい言葉をかけてもらった愛された歴史」があるということ。

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「いのちの始まりの大きさ」を見つめる男子くん。

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授業は生徒さんたちの反応を確認しながら進めます。

43人の生徒さんたち、真剣に聴いてくれました。

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授業のあとは、本物の赤ちゃんゲストの登場。実際に赤ちゃんを抱っこして「いのち」を感じる時間です。

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授業を受けた生徒さんたちの感想から。

「ナポレオンも徳川家康もみんなみんなコメ粒より小さな命から始まったと思うと。いのちは奇跡の連続で続いているんだと思いました」(女子) 

「(授業を受ける前までは)妊娠や出産はもっと簡単なものだと思っていました。しかし世の中には、不妊や流産をしてしまう人が少なからずいることを知りました」(男子)

「私が今こうして元気に生活していられるのは、生まれる前からもずっと父や母などたくさんの人に声をかけてもらっていたからなのだと知ることができました」(女子)

「先生のお話はとても心がこもっていて理解しやすかったです。自分のこと、体を大切にすること、大人になってから将来のために何を大切にしたらよいかを考えて行動して行こうと思いました」(女子)

「最近親に反抗しがちだけれど、親を気遣いこれからずっとひとつひとつの命を大切にしていきたい」(男子)

「家に帰り、授業のことを母と話しました。今まで、『体を冷やさないようにね』『夜更かししちゃだめだよ』と言われていた意味がわかりませんでした。でも、授業を受けて、母が言っていたことは、『いつか母親になるための体をつくるため大切なこと』なんだとわかり、母に『やっと意味がわかったよ』と話すことができました。母との距離が縮められて嬉しかったです』(女子)

「親とたまにはケンカもします。でも、出産のビデオを見て、あれが親なんだと思いました。とても感動しました。なので、親に感謝の気持ちを忘れず、あまりケンカをしないように生活したいです」(男子)

「授業を受けて、少し考え方が変わったなって思います。最後らへんは感動して泣きそうでした」(女子)

「今までは親に注意されて、『うるさいな、なんで口出ししてくるの』と思うこともありましたが、親は自分のことを一番に思ってくれていることがわかりました。実際の映像や話を聴いて、親は本当に子どもが大切なことが分かって心が温かくなりました」(女子)

「赤ちゃんを抱っこしたときに、私は泣かせてしまいました。でもお母さんが抱いた時にはすっかり泣きやんでいました。やはり、お母さんの偉大さというのはこの時期から変わらずにあるんだなあと思いました」(女子)

どの生徒さんも、用紙いっぱいに書いてくれていて感動です。研究授業という場で生徒さんたちも緊張していたかもしれないけれど、しっかりと受け取ってくれてありがとう。

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多くの皆様のおかげで、いのちのお話を届けられたことに感謝します。瀧田校長先生はじめ、ご担当くださった先生方、ありがとうございました。

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2014年11月11日 (火)

「いのちの授業」の感想文(大原中)

10月17・24・31日・11月21日の4日間で、大原中学校3年生7クラスの生徒さんに「いのちの授業(誕生学)」を届けさせていただきました。

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廊下ですれ違っても、「こんにちは~」と元気よく挨拶してくれる生徒さんが多く、どの子もかわいい。

いのちの始まりから、お腹の中で頑張っていたこと、生まれるときに発揮した力についてお話します。

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「いのちの始まりの大きさ」を、両手で確認している女子生徒さん。

羊水について、生徒さんに質問。「羊水の温度は何度くらいだと思う?」「25℃?」「50℃?」「80℃?」…熱すぎるよ~。

授業のあとは、いのちを触れ合う時間。本物の赤ちゃんゲストの登場です。

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「かわいい~」「いいにおい~」「やわらか~い」…

中には、「かわいかったから、今日は手を洗わない~」と言っている女子生徒さんも。

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生徒さんたちの感想文の一部を紹介します。

「今日の授業で、人が生まれる素晴らしさや親がどんな思いで産んでくれたかなどが分かりました。他人のいのちの価値観が、自分の中でとても大きく変わりました」(男子)

「いのちの誕生は不思議なもので、自分たちもこんなふうに生まれたんだとすごい思いました。一人一人の命のために、一人一人のお母さんやお父さんが感動し喜んでいるのだと改めて実感しました。人は一人では生きて行けず、すべての人が宝物だと考えさせられました」(女子)

「今日の話を聴いて、お母さんに口ごたえを言っていた自分がバカみたいだと思いました。そして、自分の体をすごく大切にして生きていきたいと思いました」(女子)

「子どものイメージが変わった。大切にしたいと思った」(男子)

「開始数分でウルッときてしまった。(中略)先生の話を聞いて、私も妹も親もみんな生まれたことは奇跡だと思った。授業の最後の言葉も、とても嬉しかった」(女子)

「女子ってすげえ」(男子)

参観に来てくださった保護者さんからの感想も。

「感動して泣けました。反抗期の娘に手を焼いていますが、赤ちゃんのころを思い出して、子育てを前向きにやっていこうという気持ちになれました。娘も大きなものを感じたようです」(女子のお母さま)

「保護者も一緒に学び合う授業でした。『赤ちゃん時代はみんなにある』『地球人はみんな子宮出身』の通り、胎児の成長の説明にも『みんなが…』という進め方で、他人事ではなく自分のこととして聞くことができていたと思いました」

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授業後は、廊下に出てからも生徒さんたちが赤ちゃんを囲んでくれていました。それぞれの15歳の心で何かを感じてくれたらうれしいです。

校長先生はじめ先生がた、そして生徒さんたち、ありがとうございます。

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