カテゴリー「被災地支援」の記事

2014年3月11日 (火)

HappyBirthday3.11  

震災の日に生まれたいのち。

この子たちは、もう3歳。

つつつーっと、涙が流れるような動画です。

いのちって、素晴らしい。

愛し愛されることって素晴らしい。

わが次女も3月11日生まれです。

未来の大人たちに、私たちは何を伝え、何を残し、何を贈ることができるのだろう…。

|

2012年6月17日 (日)

みらいのふるさと

私が所属している公益社団法人日本誕生学協会では、東日本震災後から継続して「被災地の子供たちの心の支援」を続けてきています。

さら助産院主催で昨年の5月と8月に開催した防災チャリティーイベントでご寄付いただいたチャリティー基金も、誕生学協会の被災地支援に役立ててもらっています。

そんな支援の中のひとつ、「みらいのふるさと 切手&原画コンクール」の動画をご紹介します。

http://www.youtube.com/watch?v=pAyEZH0AOeM&feature=youtube_gdata

被災地の子供たちのピュアな表現力を感じました。いつまでも震災を忘れることなく、心にあたたかい種がまかれていきますように…。

この動画は、ブログ等での転載大歓迎です。ぜひお知り合いの方にもご紹介してくださいませ。

|

2012年1月 8日 (日)

こんな被災地支援もあります

東日本大震災からまだ1年もたっておらず、寒い冬を仮設住宅で過ごす人も多いと聞きます。被災地で活動する知人からは「忘れないでほしい。風化させないでほしい」という声を聞きます。

先日、某協会が開催した「震災支援を考える会」に参加したら、会場は200人は収容できる広さなのに、参加者は30人程度…。あまりに空席の目立つ会場を見て、世間の関心の低下に驚きを隠せませんでした。

誰もが目の前の生活に一生懸命の日々。被災地に知人や親戚が住んでいる人、または被災地に赴いたことがある人でなければ、関心が薄れるのは自然な流れなのかもしれません。

私自身も、何らかの形で支援を継続したいと願い考えていました。そんな折、誕生学協会のこんなプロジェクトを知りました。

「みらいのふるさと子どもチャリティポストカードプロジェクト」

http://www.tanjo.org/pdf/news/villagestamp3.pdf

このプロジェクトは、子供たちが描いた絵(大好きな気仙沼の景色、復興の願い、存命中の家族…など)を切手やポストカードにして、その売上金の一部を地域の復興に寄付していくという長期間継続できる支援のプロジェクト。

私も子供たちが描いた絵を見せてもらいました。漁をしているおじいちゃんが満面の笑顔で「大漁だぞ~」と魚をもっている絵、在りし日のきれいな気仙沼の町並みなど…。胸がいっぱいになる絵ばかり。

ポストカード10枚で1000円です。このうち500円が絵を描いた子供たちの地域に寄付されるそうです。子供たちが描いた絵をぜひ見て下さいね。

ご購入またお問い合わせは、公益法人日本誕生学協会までお願いします。http://www.tanjo.org/

|

2011年9月11日 (日)

ハッピーバースデイ 3.11

3月11日に生まれた命。

ユニセフが製作したビデオクリップ。ぜひご紹介したいビデオです。

http://www.youtube.com/watch?v=liJPOxPT1-o

今日で震災から半年。そして、9.11テロから10年。

最近つくづく命について考えます。突然命が亡くなるというのはどういうことだろう。震災やテロだけでなく、事件や事故、犯罪にまきこまれて亡くなってしまうこともある・・・。

毎日毎日赤ちゃんと関わる仕事をしていると、命が始まってから、どれほど愛されどれほど大事にされて育つのか教えられることばかり。

命の始まりは・・・。妊娠が分かって、戸惑い喜びながら、つわりで食事もほとんど摂れない日々がやってきて。つわりが終わったら、大きくなっていくおなか・・・。食事や生活に細心の配慮を続けて数ヵ月後たったころにやってくる陣痛。「赤ちゃんに会える」と思えば痛みすら幸せに感じる数時間。

元気に赤ちゃんが生まれたら、毎日ゆっくり眠る暇もない授乳やおむつ交換。大変なはずなのに、「こんなにかわいいなんて知らなかった」と思う日々。

おっぱいが足りないかと心配し、発育に一喜一憂し、おむつかぶれができれば一日に何度もおしりを洗ってあげて。

ハイハイができた、歩くようになったと、家族みんながすべての動きを愛おしく見守り、ウンチやハナクソさえ愛おしく感じる密着した日々。

眠るまでずっとそばに寄り添い、繰り返し絵本を読んで、腕がしびれるまで抱っこして。腰が痛くなるほど三輪車を押したり、日が暮れるまで砂場で見守る日々が続いて・・・。

風邪をひいたって、「うつる」なんてこれっぽっちも思わずに、ただただ苦しくないかを心配し、自分は寝ていなくても、汗を拭いて飲み物飲ませて。

どんなに自分の時間がなくたって、子供の笑顔ひとつで幸せな気持ちになりながら・・・。

そんな日々の積み重ねで、歩くようになり、走るようになり、背が伸び、自分でいろんなことができるようになっていく。幼稚園のお遊戯に嬉しくて泣いたり、ランドセル姿に感動したり。

そんな、あふれる愛情を注ぎ続けた日々を一日も休まず何年も続けた先に、反抗期や自立の時期がやってきて・・・。

そんな、気が遠くなるほどのあふれる愛情を注がれて成長した命が、事故や事件や震災で、一瞬で亡くなるってどういうことなのだろう。こんな悲しすぎることはない。

震災から半年たち、9.11テロから10年たち、最近の私はそんなことを考えて仕方がないのです。命は、奇跡のような確率で授かり、育っていくには気が遠くなるような時間がかかるのに、一瞬で消えてしまうこともある。「儚い」命だからこそ、大切にしたい・・・。

このビデオを見ると、3月11日から確かに静かに半年が過ぎたと感じます。この子たちの未来の輝きを祈らずにいられません。

「ハッピーバースデイ 3.11」http://www.youtube.com/watch?v=liJPOxPT1-o

実は、私の愛する娘も3月11日生まれです。

|

2011年9月 3日 (土)

「防災イベントご報告」その2

8月28日に開催した「小さな命を守る防災イベント」ご報告が、読売新聞の記事に掲載されました。

ご参加人数は、ご参加者と運営スタッフなど関係者(愛育会の皆様も含む)人数の合計で記載されています。

記事にまとめてくれたのは、以前にいわき市の復興コンサートについて取材に来てくださった記者さんで、この記者さんご自身も乳幼児のパパさんです。

八潮市内のママたちの復興支援活動が記事になることで、「子育てにやさしく防災にも強い八潮市」になることが願いです。

Photo

|

2011年8月29日 (月)

「小さな命を守る防災イベント」ご報告

8月28日に「小さな命を守る防災イベント」を無事開催しました。

 

ご来場くださった皆さま、そして運営のお手伝いをして下さったママスタッフの皆さま、託児のご協力を下さった八潮市母子愛育会の皆さま、男女共同参画課のOさん、保健センターの保健師さんたち、市内保育所の所長さん…。

 

たくさんの皆様がご協力下さったおかげです。ありがとうございました。

 

Img_2011
ママスタッフさんたちが丁寧に応対くださった受付。

 

Img_1736_3   Img_1698

チャリティ品のご紹介。ロンドンからの支援品「モスリンスクエア」の使い方説明。

 

その他、デザイナーさん製作の「福とり」と、ママさん手作りの「髪飾り」など、チャリティ品は4点。

 

Img_1744_2
防災ファシリテーターあんどうりすさんによる防災講座。高い所につかまるには・・・体の力を引き出す工夫を知るボディワークから。

 

紙おむつをレジ袋で作る裏技、簡易トイレをおむつやナプキンで作る裏技、即席ママコートをつくる裏技・・・目からうろこの情報が満載。

 

Img_1864 

 

抱っことおんぶの研究所さんによる「おんぶレクチャー」。

 

さらし一枚で安全に抱っこする方法は、昔の女性なら誰でも知っていたはず。さらし一枚で、抱っこもおんぶもマルチに使える方法を教わりました。

 

Img_1891_8
ロマンティックな命のお話し「誕生学」は、ほとんどのママがわが子の顔を見ながら聞いていたのが印象的。

 

Img_1922
そして、直井自身が6月にいわき市久ノ浜へ行き、見てきたことをお話しさせていただきました。

 

テレビでたくさん被災地の様子を見たはずなのに、実際に足を踏み入れて「そこに確かに家族が普通の暮らしをしていた」「笑い声がたくさんあった」痕跡をたくさん感じました。ここに住んでいた方たちはご無事だったろうかと苦しくてたまりません。

 

Img_1951_4
お話ししてくださったのは、南相馬市で出産直前に被災したHさん。壮絶な被災体験は涙なしでは聞けません。

 

会場の中には、3月11日生まれの子が二人もいました。2011年生まれのお子さんは、一生「震災の年に生まれたんだね」と言われ続けることでしょう。家族が、防災や命についてわが子に語り継いでいきたいものです。最後には「私たちはこの震災をいつまでも忘れずにいよう」・・・とあたたかい気持ちになったという声をたくさん聞きました。

 

110829_200939_2ご支援いただいた義援金は、なんと「111000円」!

 

たった2時間半の間に、こんなに愛あふれる義援金が集まりました。ありがとうございました。

 

今回の義援金は、

 

「公益法人日本誕生学協会母子支援チャリティ支援金」
に、送金いたしました。被災地の母子支援に焦点を絞った義援金として使われます。

 

皆さまのご協力に感謝します。

 

 

 

 

 

 

 

イベントに参加した方から、感想が寄せられました。

 

「命についてきちんと考えるのは、高校の授業以来かもしれません。いい意味で、ものすごくショックで、人生や結婚や出産などすべてひっくるめて考え込む時間になりました。八潮にいながら有名な講師のお話が聞けて、とても贅沢な時間でした。」(Mさん、1歳男児の母)

 

皆さんそれぞれ得るものや感じるものがあったなら、心からうれしいです。

|

2011年8月21日 (日)

もうすぐ防災イベント その2

8月28日の「小さい命を守る防災イベント」まであと1週間。

イベント当日は、ボランティアスタッフと、「八潮市母子愛育会」の皆さまによる託児で運営します。ボランティアスタッフは、ほとんど全員が0~1歳児のママ。会場設営や進行の打ち合わせだけではなく、接遇の練習もしました。「ありがとうございます」「こちらへどうぞ」「お子様をお預かりしましょうか」など、来場者役とスタッフ役に分けた練習です。

イベントでは、「小さい命を守る防災講座」を予定しています。講師は、あんどうりすさんと抱っことおんぶの研究所さん(「北極しろくま堂」のNPO団体)です。このおふたり同時のご講演は、関東圏ではなかなか受けられません。中部地方では毎回キャンセル待ちが出る人気講座です。

そして、このおふたりは、ともに被災地支援の達人でもあります。

あんどうりすさんは、阪神大震災で被災の経験をもとにした、防災ファシリテーターさん。アウトドアが大好きなりすさんは、子を守るための知恵をお話しくださいます。日本各地で講演活動をされているりすさんは、どこに行っても質問攻めになるそうです。

りすさんは、「ひとつ前の被災地に送金をする活動」を続けていらっしゃいます。現在は、一年以上前に地震の起きた「ハイチ」への支援を続けているとのこと。りすさんいわく、「被災地が注目されているうちはいいが、忘れ去られたあとが大変になる」とのこと・・・。東日本大震災でも、長期的な支援の大切さについて教えて下さいました。

抱っことおんぶの研究所さん(北極しろくま堂)は、3月の震災後に、迅速なおんぶ紐の支援をされた会社です。さら助産院でおんぶ紐を「集め始めた」のが3月16日、この時点で市町村の救援物資回収はまだ始まっておらず、全体からすると早い時期の支援でした。しかし、抱っことおんぶの研究所さんはさらに早く、おんぶ紐とさらしを、3月16日時点で「被災者の手元にまで」独自のルートですでに届け終えていたそうです。

私の記憶している限り、被災地母子支援に関してはダントツの迅速さでした。たくさん届き始めてからでは迷惑にもなる支援物資は、ニーズに合わせた迅速さが肝心と聞きます(中越地震後では支援物資を廃棄する費用だけで1億3千万円もかかったとか)。震災後5日目に独自のルートでおんぶ紐を被災地ママの手元に届けていたなんて驚き。

イベント当日は、抱っことおんぶの研究所さんによる、わが子を守るだっこやおんぶレクチャーもあります。布一枚で即席おんぶ紐にするなど、目からうろこの内容です。

おふたりには5月のイベントでもご講演いただき大好評でした。北極しろくま堂さんのメールマガジンに、前回のイベントが掲載されています。http://www.babywearing.jp/mailmag/bn/110608.html

イベント会場のスペースの事情により、お席やチャリティ品は先着順です。混雑した場合はどうかご容赦くださいませ。ママスタッフがご案内いたします。

皆さまのご来場をお待ちしています。尚、会場都合により、お子様の会場ご参加は1歳半までとさせていただきます。ひとりでも多くの方に防災知識をお伝えしたいためにやむを得ない事情をご理解いただき、ご協力くださいますようお願い致します。

|

2011年8月19日 (金)

もうすぐ防災イベント その1

8月28日の 「小さな命を守る防災イベント」が近づいてきました。http://sara-lovebaby.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-df2d.html

このイベントのご参加費用は無料ですが、被災地母子支援につながる義援金を募ります。そして、「公益社団法人日本誕生学協会母子支援プロジェクト支援金」として送金致します。http://www.tanjo.org/social-work/

以前に 皆様にご協力いただき被災地に送った「おんぶ紐支援」「紙オムツ支援」そして、5月に開催した「チャリティイベント」等は、ひとつひとつが完結した支援ではなく、長期的支援の流れのひとつだと考えています。

助産師として「被災地の母子支援のために何ができるだろうか」と考え被災地支援活動を始めてからというもの、偶然とは思えないたくさんの出会いがありました。

そして、そのひとつひとつにストーリーがあります。その中のひとつである「モスリンプロジェクト」をご紹介します。

「モスリンプロジェクト」とは、イギリス在住のピアニストで乳児を育児中のママである松本さやかさんが発起人となり、「モスリンスクエアを被災地のママに届けたい」という活動です。このモスリンスクエアとはモスリン布で作られた大判ガーゼのことで、イギリスでは「おっぱい、おむつ、モスリンがあれば育児ができる」と言われるほど一般的な育児用品です。

その松本さんが、さら助産院の支援活動をブログで読んでくださり、支援のご相談をくださいました。何度かメールやお電話のやりとりをしながら、お互いの支援の気持ちが一致すると確信し、被災地でモスリンを支援を希望する助産院や産婦人科を探して、ご紹介するという流れが生まれました。

震災がなければ出会うことすらなかっただろうご縁が、距離を越え、あたたかい支援の輪となり広がっています。ロンドン発のモスリンプロジェクトは現在も進行中。http://muslinjapan.com/

8月28日のイベントでは、このモスリンスクエアもチャリティ品としてご用意しています。ロンドン在住の皆様が義援金を募り、育児中のママたちが手作業でパッキング・発送してくださいました。ロンドンのママたちから、あたたかい心が届いています。

このモスリンスクエアはロンドンでは一般的ですが、日本国内では購入しにくい育児品です。乾きやすくしわになりにくい素材で、日本ではめったにない大判サイズ。肩にかけたり掛け物にしたり、またおくるみや日よけ、授乳用ケープとして・・・など用途はたくさん。一度使ったら手放せないと好評です。

チャリティ品として配布するのは、8月28日のイベントが最後になります。また枚数に限りがあり先着順です。皆様のご来場をお待ちしています。

|

2011年7月26日 (火)

「小さな命を守る防災イベント」ご案内

東日本大震災から4ヶ月半。まだまだ復興には時間がかかるといわれている今回の大震災。

2011年生まれのベビちゃんはずっと、「あの大きな震災の年に生まれたんだね」と言われ続けることでしょう。

震災と同じ時代を生きる私たちは、「忘れずに意識を向け続ける」ことが大切なのではと感じています。

そこで、いつまでも大震災を忘れないように、そして大切なわが子を守る防災知識・防災技術を身につけられるように、「小さな命を守る防災イベント」を開催します。このイベントでご協力いただいた義援金を、被災地母子支援として「公益社団法人日本誕生学協会母子支援プロジェクト支援金」に送金します。

5月15日に開催した「東日本大震災チャリティイベント」の第二弾です。(5月15日のイベントの様子はこちらからhttp://sara-lovebaby.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-c0ad.html)。110726_212515_5  

                         


日程:8月28日(日曜日)         
     

時間:開場13:30 / 開演14:00 / 終了16:30(途中入退場自由)

会場:八潮メセナアネックス(八潮駅前)

対象:妊娠中~乳幼児を育児中の保護者 /  育児にかかわる専門職(保育士・小児科医・保健師・助産師など)

※会場都合により、1歳半以上のお子様ご来場はご遠慮をお願いします

参加費用:無料 (義援金のご協力をお願いします)

講演:①「小さな命を守るナチュラル防災講座」 /  ②「わが子を守る抱っことおんぶのレクチャー」 /  ③ロマンティックな命のお話「誕生学」 

チャリティ品:①モスリンスクエア(イギリス在住ママからの支援。60センチ大の大判ガーゼです) / ②福とり(復興に祈りを込めた鳥型ストラップ) /  ③赤ちゃん用お花の髪飾り

(チャリティ品は数に限りがあります。義援金2000円以上の方に先着順でおひとり1点)

定員:150人(当日先着順)

今回のイベントは、 平成23年度八潮市男女共同参画推進活動団体補助事業の承認と、八潮市後援の承認を受けました。たくさんの方のご協力をいただき、次回も開催できることを心から感謝します。被災地復興の祈りを込めながら開催します。

市内公共施設でポスターを目にすることもあるかと思います。ご予約は不要ですが、お席やチャリティ品は当日先着順で限りがあります。ぜひ大切な人と一緒にご参加くださいませ。

|

2011年6月16日 (木)

いわき市へ行きました

復興イベントで講演をさせていただくため、いわき市に行ってきました。

 

被災地に出向いたのは初めて・・・。

 

「被害のひどいエリアを案内するから」と言われてからというもの、現実を見る怖さから動悸の止まらない日々。

 

今回の復興イベント企画者である佐々木さんに案内してもらいました。

「支援の活動をしている人は、現実を見ることで気持ちの節目になるのでは」と言われ、どのような心構えで行くべきか考え続けていました。

そして「この惨劇を忘れないため」「後世にきちんと伝えるため」に知らなくてはいけない、と気持ちを整えてから向かいました。

 

被災地の光景は何度もテレビや新聞で見ていたはず・・・。

しかし実際に歩いていると、その土地で暮らしていた人たちの生活をありありと感じるものがたくさんあって本当に苦しい。

 

転がっていた野球ボールを見て足が止まる・・・。

キャッチボールをしている少年の姿が目に浮かぶ。

シャンプーのボトル、お風呂のいす、洗面器、大きな風呂浴槽も転がっている。

家族で背中を流しあう日常がそこに感じられる・・・。

お皿、ざる、ビール缶・・・、洗濯機や掃除機も散乱している。

神社のお札を見つけて拾いあげる・・・。

この土地でたくさんの人たちが生活をしていた。

商店街があり、住宅街があった。

子供が住み、走り回って笑い声が響いていた・・・。

その痕跡が、はっきりと、ある・・・。

 

Img_0375

 

引き潮の強さにぞっとする写真。

真ん中に写るのは階段。

防波堤を越えた海側に階段だけがありました。階段に絡みついた掃除機も。

 

Img_0376_2

 

土台だけが残ったおうち。

撮影しながら「おじゃまします」とつぶやいていました。

タイルの部分が玄関。

とても広いおうちだったのだろうと想像します。

ここにたくさんの靴が並んで、たくさんの笑い声があったと思うと・・・。

 

Img_0374 

 

目を疑うような電柱。

もぎ取られ配線がむき出しになり積み重なっていました。津波の威力に体が震えます。

 

Img_0377

 

むき出しになったおうち。

このような地震の衝撃の後に、津波で壁が流されてしまったようです。

散乱していた物を見ると、我が家と同じような家族構成だったご家族らしい。

どうか家族全員がご無事でありますように。新

しいエアコン、新しい冷蔵庫、新しいダイニングセット。ここで家族が楽しく食事していたはず・・・。

 

地震と津波の直前までは・・・。

 

Img_0373 

 

和菓子店からの出火で地震・津波だけではなく火事までおきた、久ノ浜地区にて燃え尽きた自動車。

奥に見えるのは神社の祠です。

なぜだかこの祠だけが原形をとどめていました。

現地の方によると「神社や、神主さんのお家だけが無事だったという話をたくさん聞くのよね。不思議ですね・・・」と。

 

この場所には、たくさんの商店街があったそうです。

なにがあったのか、痕跡も感じられない・・・。

 

被災地を案内してもらった後に講演をさせていただく予定でしたが、この現状を見たばかりの私は涙があふれてしかたがない。

安全なエリアに住んでいる私がお話ししてもいいものかと思いながら、誠心誠意お話させていただきました。

 

会場は育児中のパパママでいっぱい。

約80席が満席。

 

2011_0612_161140cimg2006

 

2011_0612_162023cimg2010

 

声楽とピアノのコンサートもありました。

 

Img_0384_2

 

今回お招きくださった、イベント企画者の佐々木さん。

エアロビクスの先生として、震災後にも避難所を回り、被災者が体力低下しないようにサポートするなど大活躍。

ご自身も被災したのに・・・。本当にすばらしい方です。


Img_0388_2
 

 

今回のコンサートでは、ロンドンからの支援品「モスリンスクエア」を配布し、喜んでいただきました。

 

遠くロンドンからのあたたかい思いが届きますように。

 

 

|