復職後の授乳
新年度は、復職ママの多い時期。
「仕事をするか母乳を続けるか、どちらかを選択しなくてはいけない」と考えていらっしゃる方もいらっしゃいますが、「早期に復職するからこそ母乳を続けてほしい」「ママと一緒にいる時間が少なくなるなら、濃いスキンシップを続けてほしい」と、私は思っています。
授乳服のモーハウス社長光畑さんは、復職後に授乳を続けることを「授乳は母子のコミュニケーションとお母さんの休息、子供の心を満たすこと、このすべてが一度にできます」とおっしゃっています。
復職後にミルク育児をしているママに比べて、母乳育児を継続しているママの方が欠勤数が少ないという調査結果があります。また、ママが授乳しながら復職できるよう応援している企業の方が離職率が下がり雇用主の社会的信頼度が増す…など、雇用サイドのコストパフォーマンスもよくなると考えられています。
授乳しながら4月に復職したママから、うれしい連絡があったのでご紹介します。
「こんばんは。今日はどうしてもお伝えしたいことがあり、こうして連絡させて頂きました。
ついに仕事復帰を致しました。保育園で7時半~17時半まで過ごしました。
平日の昼間はミルクなのに、祝日は完全母乳という形も可能であることに、驚いています。先生に何度もアドバイスして頂き、本当によかったです。
卒乳前に預けるならミルクにした方がいいと様々な情報や先輩ママの声がありました。さらに、授乳間隔があかず、寝不足になる日々の中、ミルクだったら寝てくれたのかな?と思うこともしばしばありました。
けれど、復職し、子どもと離れる時間が延びたことで、母乳の存在に本当に感謝しました。帰宅するなり、子どもを待たせることなく、授乳ができること。
会いたくて触れたくて仕方なかったわが子に、授乳しながらスキンシップがとれること。
夜泣きがひどくなる中で、ミルクのように間隔を気にせず、欲しがったらすぐにくわえさせられること。
一生懸命吸うわが子が汗びっしょりになることを、自分の肌で感じられること。
ああ、母乳諦めなくてよかった…と心底今日思えたんです。
添い乳だから眠りが浅くなるという考え方もあるようですが、添い乳だから、私も息子とつながっていられると今は思えます。
仕事復帰のタイミングが早かったんではないかと、正直今も悩んではいます。けれど、自分で主人と話し合った末に出した答え。 久々の仕事は、緊張しましたが、楽しかったのもまた事実です。
息子との時間は短くなったけれど、離れている時間があるからこそ、濃密に過ごせるような気がします。母乳育児は子どもだけではなく、母親である私にも欠かせない形だと思うようになりました。 本当に先生と出会えてよかったです。ありがとうございました。」
この方は、生後数か月間赤ちゃんがうまくおっぱいを吸うことができず、何度も涙しながら頑張った経緯があります。お子さんは、とってもかわいい男の子。復職前には「授乳と仕事を両立できるよ」と伝えても半信半疑だったようですが、実際はとても上手に両立していらっしゃいます。
ただ、復職する前の授乳回数やお子さんの月齢によっては、復職2か月くらい前から授乳をコントロールするためのおっぱいケアを受けたほうがよいこともあります。特に乳腺炎になりやすい方は事前に助産師へのご相談をお勧めします。
もしGWで断乳を考えているママがいらしたら、この記事もご参考になると思います。
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