「いのちの授業」の感想文(三郷市彦糸中)
三郷市立彦糸中学校3年生約120人に、「いのちの授業」を届けさせていただきました。養護教諭の先生が繋いでくださったご縁で今年で4年目です。

いのちの始まりから、おなかの中で頑張ったすごいこと。生まれるときに発揮した力…。そして、だれもが毎日だれかに抱かれて育ったという事実。幸せを願い、元気な成長を願い、つけてもらった名前。
「いのちの授業」は、性の知識教育ではありません。だれもが持っている生得的な命の力を伝えるとともに、「家族」「生きる」ことについて感じてもらうプログラムです。

毎回、生徒さんの感想文を読むまではドキドキ。すぐに行動変容が見られなくてもいい、まず何かを感じてくれたら…。中学を卒業して、それぞれの社会へ巣立っていく生徒さんたちの心に「何か」が届いていたらうれしい。
生徒さんたちの感想文の一部を紹介します。
「一度も母からはひどい言葉を言われたことがなく、そんな言葉を使っていた自分を反省しました。自分がなんで生きているんだろうとたまに思うことがあります。今は受験で苦しく、つらく、いやだし、卒業するのもいやです。しかし、母が私を産まなかったらみんなにも会えなかったと思うと、生まれてきてよかった」(女子)
「前の私は今回のような話を聴いても流してしまっていました。しかし今回は全然違いました。当たり前の存在だと思っていた母に強く感謝したいと思いました。あまり目立つことのない私も、先生が言っていた『自分らしさ』という言葉で自信を持つことができました。心に響く授業でした」(女子)
「最後のひとことがすごくグッときました。鳥肌が立ちました。ふつうは初めて会った他人にあんなことは言えません。今起きている怖い事件の犯人にも、そういう大事なことを教えてあげたいと思いました」(男子)
「母は僕が生まれる前に〇〇〇だとわかり何度も死のうと思ったそうです。ですがそこに僕ができて踏みとどまってくれました。そして僕に☆☆という名前を付けてくれました。『たからもの』という意味を込めて」(男子)
「最近私はとがっていて、親に反抗ばかりしていました。しかし直井先生の話をきいて親に感謝するべきだと思いました。いのちを大切にして、まわりの友達全員に優しくしたり、仲間外れをしないようにしたいです。感動しました。自分の心の中からすっと何かが抜けるような気がしました」(男子)
「私は女性のからだとして生まれたからには、いのちをつなぐために自分の体を大事にしたいと思いました。今日の講演はすごく心に残り、感謝しています。母親になる喜びを将来感じてみたいと思いました」(女子)

ある男子くんは、A4用紙ぎっしりと4枚分も感想を書いてくれました。家族のことや生きること、思いのたけをたくさん文字にしてくれた男子くん。感想文の最後にはこのように書いてくれました。
「人の言葉ってすごいと思う。だって言葉って戦争をやめさせられる、言葉ひとつで人を傷つける。言葉ひとつで救われる。本当にすごいと思う。人ってすごいと思う。何のために生まれ何のために生きるのか。そして死んだらどうなるのか…。僕は将来の夢をあきらめたくない!」
私自身も彼らの感想文から学ぶことが多く、たくさんのことを教えられました。私はこの彼にちゃんと向き合えるような生き方ができているのだろうか…。自分自身ときちんと向き合う生き方ができているのか…、そう思います。
彼らの未来がキラキラに輝いていますように。もうすぐ迎える卒業、おめでとうございます。校長先生はじめ養護教諭の柳田先生、担当の先生方、お世話になりました。
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