「高校生に伝えるいのちと性」三郷北高
埼玉県立三郷来た高等学校1年生の生徒さん約280人に、「高校生に伝えるいのちと性」というテーマでお話しさせていただきました。

中には、中学生の時に私の「いのちの授業」を聴いてくれたことがある生徒さんが何人もいて、ご縁をうれしく思います。
高校生の中には、すでに性行動を開始している生徒さんがいるかもしれない。前半は、まじめな性教育。避妊知識度クイズからスタート。答え合わせをしながら、性についての正しい知識をお伝えします。

そして後半は、「家族」「生きる」についてお話ししました。助産師として、母親として、真剣に伝えたいのはこの部分。
「自分って何?」「生きるって?」「進路はどうしよう」と真剣に悩むこの時期。「毎日たくさん抱っこされて愛された歴史」が全員にあることを伝えたい。生まれてきたときに周りの人が笑顔だったことを伝えたい。「毎日たくさん抱っこされて、たくさんやさしい言葉をかけてもらったから今がある」ということを伝えたい。
さら助産院で出会うママたち。新しい命を迎えたばかりのママが、どれだけ大切に、宝物のわが子を育てているのかを私は知っている。母乳がうまく飲めない、おしりかぶれがある、泣きやまない…。そんなことに毎日真剣に向き合い、睡眠不足でも大切に大切に愛して育てているママたちに、私は毎日出会っている。すべての人に、あたたかいまなざしで見守られた日々がある。そんな「愛された歴史」は、だれもがもっていることを伝えたい。
機材のトラブルでパワポがペラペラと勢いよく進んでしまい、手に汗握りハラハラしながらお話ししました。生徒さんたちも、ペラペラ勢いよく進む映像を見ておちつかなかったと思いますが、真剣に聴いてくれました。どうもありがとう。
生徒さんたちの感想文の一部をご紹介します。
「知らなかったことを知れてよかったです。体を冷やさないように気を付けて生活しようと思いました。家族というのはとても大事なんだとわかりました。愛っていいな」
「セックスというのは軽々しくするのではなく、ちゃんと考えないとだめだと思いました。生まれてくる赤ちゃんのためにも、お互いのためにも、しっかり寄り添える人とじゃないといけないと思いました」
「頑張って子供をつくろうとしている人もいるのに、そんな簡単に(セックスを)やったりしたらいけないんだと思いました。あと、先生の気持ちがすごく伝わった講座でした」
「セックスの先には、命が生まれるというとても大切なことがあるんだと思った。必要がない限りは行為に及ぶ必要はないけれど、愛を育む行為だから大切にしたい」
「まだ高校生だから、まだ子供だから関係ないと自分の中で思っていました。今回の講演を受けて自分の考えは間違っていると思いました。教科書に書いてあることをそのまま覚えるのではなく、実際にお話を聞いたり、見たり、体験することも自分のためになると思いました」
「機材トラブルがあったのに、頑張って真剣に話してくれてありがとうございました」
「避妊や妊娠について、改めてこんなに学べてよかったです。家族という絆があり、その中で新しい命が誕生し、さらに絆を深めていくんだと思いました。単に性行為をするのではなく、本当に大切な命がほしいときにするのだと思いました。新しい命が生まれたら、笑いかけ、話しかけ、どんな時もやっぱり笑顔が大切だと思います」

校長先生はじめご担当くださった先生方、養護教諭の横山先生、いろいろとお世話になりありがとうございました。生徒さんたちの素晴らしい未来を願っています。
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