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2015年1月22日 (木)

赤ちゃんの向き癖

生後1~2か月頃の赤ちゃんが、どちらか一方ばかりに顔を向けていることがあります。

ほとんどの子はおなかの中で頭の向きの癖があり左右均等ではありません。そして、成長とともに脳が大きくなり頭蓋骨を押し広げていき、1歳半ごろまでにきれいな形になる…というのが自然な発達です。

しかし中には、生活を通して、ますます歪みが増してしまうことがあります。具体的には、赤ちゃんが向きたがる方向に楽しいことがたくさんあり、向くのが苦手な方向には楽しいことがない(たとえば壁)というケース。

赤ちゃんは、明るい方、音がする方、ママや家族がいる方に興味を示します。いつも片側ばかり見ていると、頭の形がますます歪みやすくなるのです。

お写真は生後2か月のとってもかわいい女の子の頭。左右の丸さが均等ではなく左側に偏っているように見えます。

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右側を向くと楽しいことが多い生活だと、このような歪みがおこることがあります。また反対に、左側に楽しいことが多い生活だと左側が平らになりやすくなります。

大人の頭蓋骨は外から圧迫して変形することはありません。骨と骨の間に隙間がなく、ぴったりとくっついて脳を守ってくれているから。しかし、赤ちゃんには「大泉門」という菱形の骨の隙間が前頭部にあり、この大泉門が閉じるまでの時期は頭蓋骨が動きやすく変形しやすいのです。

この向き癖。生後1~2か月であれば、ちょっとした工夫で簡単に形が整います。それは、「苦手な方向を向くと楽しいことが多い寝かせ方」と、「横向き寝」。

「苦手な方向を向くと楽しいことが多い寝かせ方」とは、向きやすい方向を向いても壁しかなく、苦手な方向には楽しいことが多い寝かせ方。苦手な側を見ると家族がいる、明るくてにぎやか。そのように、ベッドの上であれば頭の位置を逆にするなどの工夫をします。添い寝なら、向くのが苦手な側にママが寝るように。

そして、「横向き寝」

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このように「苦手な方向を向くように」横向きに寝かせます。強い歪みが出てからは、頭だけを固定するドーナツ枕では改善しにくいため、背中から向きを整えます。しっかり横向きに。頭が安定しないため嫌がって泣くことが多いときは、短時間から始めて少しずつ時間を長くしていきます。

中にはマッサージをした方がいいというお医者さんがいるようですが、マッサージをしない考え方の方が一般的です。そして、決してママのお世話の仕方が悪かったとか、誰かのせいということでもありません。おなかの中にいた時の癖と、生まれてから向きたい方向が同じだっただけ。ちょっとした生活の工夫を続けるだけで、数か月もしたら気にならなくなっていく子がほとんどです。

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