子どもの感性の芽を摘まないように
子どもの持っている感性や想像力は、時に大人にははかり知れないくらいの可能性を秘めていることがある…。そう感じさせてくれる動画を見て、考えさせられました。
ぜひ一人でも多くのパパママに見てほしく、紹介します。
この動画を見て思い出したことがあります。それは私自身が幼稚園児だったころのこと。
食べることが大好き、特にお弁当が大好きだった私は、幼稚園のお絵描きで「遠足で一番楽しかったことを描きましょう」と言われても、「運動会で一番楽しかったことを描きましょう」と言われても、描くのはいつもお弁当の絵でした。
年長児の時、遠足後のお絵描きでいつものようにお弁当の絵を描きました。先生に言われたとおり「一番楽しかったこと」を描いたのです。
しかし先生からの反応は冷ややかでした。「バカのひとつ覚えみたいに、どの絵もどの絵も弁当ばかり。弁当以外に描くことないの?ハイ、描き直し」と突き返されたのです。
お弁当以外に楽しかったことを一生懸命に考えても絵に描けそうになくて、しかたなく壁に貼ってあった遠足の集合写真をまねして描きました。お弁当の絵を描きたいのに、しぶしぶ描きたくもない絵を描きました。
集合写真をまねして描いた絵を見た先生の反応は、「寂しい絵だね。明るくなるようにピンクのバッグを描いて」
ピンクのバッグの意味がわからなかったので、再び考えて、全員がピンクのハンドバッグを持っているように描き加えました。実際は誰もハンドバッグを持っていなかったけれど、描き加えなくてはお絵描きからは解放されない。遠足の絵だし、ピンクのバッグを描いたからもう寂しい絵ではないはず。先生に言われたとおりの絵を描いたから、きっとこれで終われるだろうと思って見せに行きました。
そうしたら…。「私のこと馬鹿にしてるの?」と大声で怒鳴られました。「ピンクのバックを描けって言ったのに、なんでハンドバッグなんか描いてるの?ハンドバッグなんか持ってるわけないでしょう!」と。挙句に「まじめに描かなかった」と、1時間も廊下に立たされました。園長先生が見回りに来たことも覚えていますが、「おこられちゃったのね」とだけ言われて素通りして行ってしまいました。
忘れていたつもりの記憶が、この動画を見た途端に鮮明に思い出されました。私の心は、40年も前の傷がまだ癒えていなかったのでしょうか。
子どもの感性や想像力の芽を摘み取ってしまわないように。そして大人の価値観で決めつけてしまわないように…。一人でも多くの親たちに見てほしい動画です。
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