「いのちの授業」(八潮中)
八潮市内中学3年生に、「いのちの授業(誕生学)」をカリキュラムに導入いただき今年で4年目。9月から11月末まで、市内全中学校3年生の各クラスに授業を届けに行きます。スタートは八潮中学校、5クラスの生徒さんに届けました。
「いのちの授業(誕生学)」では、おなかの中や生まれるときにどんな力を発揮していたのか等、だれもが持っている「生得的ないのちの力」をお話します。「いのちの授業(誕生学)」は、性教育ではありません。「お母さん、産んでくれてありがとう」ではなく、「うまれてきてくれてありがとう!」というお話です。
私自身、いのちの神秘や不思議をずっと感じ続けています。助産師になって20年たっても「命についての知識は全て知り尽くした」なんてことは不可能。赤ちゃんに会うたびに「よく生まれてきたね」と思うし、強いエネルギーを感じます。
授業では、「いのち」について一方的に教えるのではなく「一緒に考える」時間にしたいため、生徒さんへ質問をしながら進めます。同じ学年同じ学校でも、クラスによって反応は様々。静かなクラスもあれば、反応が大きいクラスも…。
授業の後は、本物の赤ちゃんゲストさんの登場。


抱っこすると、どの生徒さんも顔がほころびます。そこにいるだけで周りを幸せにしてくれる赤ちゃんパワーはすごい。
「話を聴く前はいのちのことを深く考えたことがありませんでした。でも今日の話を聴いて、こんなに自分の命が大事ってことが分かりました。男女の関係が、そう簡単ではないこともわかりました、恋と愛の違いを知って感動しました。赤ちゃんを抱っこして、私の中の何かが変わった気がしました」(女子)
「皆、人にすぐ『死ね』とか『殺す』とかいうけれど、言わない方がいいというかなんというか、言わない方がいいと思います。自分と友達の命を大切にしていきたいです」(男子)
「受講後に、ぼくは赤ちゃんとふれあいました。赤ちゃんはほっぺたが柔らかくて、すごくかわいくて『僕にもこんな時期があったのかな』と、赤ん坊のころの自分を思いました。今まで少し無茶をしていたりしていたけれど、これからは自分の体を大切にしようと思います」(男子)
「うまく言えませんが、本当に大事にされて愛されて今ここにいるってことが、なんだかすごくうれしく感じます。自分もいつか命を授かるのかな~と思ったら、とても愛おしく感じました」(女子)
「今まで、たくさんのことで悩んできました。ですが、話を聴いて、小さなものだなと思いました。まだまだこの先壁に当たっても頑張っていこうと思いました。自分が生まれたときに喜んでくれた人たちに感謝したいです」(女子)
「いつもお母さんに、ひどいことやひどい態度をしてしまったけれど、改めて後悔しました。自分を産んでくれた大切なお母さんを大切にしようと思った」(女子)
「私は一回死のうって考えたことはあったけれど、自分の中で『生きていることから逃げちゃいけないんだ』と思いました。生きていた方が、辛いことや悲しいことや楽しいことがあるけれど、お話を聴いて、改めていのちは大切なんだと思いました。赤ちゃんを抱っこしたときには、自分もこんなふうに抱かれて愛されていたんだなと改めて思いました」(女子)
15歳のピュアな感想に、胸がいっぱいになります。どうか心と体を大切に、キラキラした未来になりますように。
伊藤校長先生や先生方、いろいろとありがとうございました。
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