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2014年7月15日 (火)

「高校生に伝えるいのちと性」淵江高校

都立淵江高校2年生約200人に、性教育講演会を届けさせていただきました。夏休みを迎える前の生徒たちに…という先生の温かい思いからご依頼いただき、今年で2年目です。

暑さが厳しくなってきた7月中旬、体育館の中はサウナのよう。「あち~」「あち~」と、タオルで汗をふき、うちわであおいでいる生徒さんたち。

高校生活2年目。進路や勉強だけではなく、家族・恋愛・友情など悩み多き年齢。中には、家庭の事情で養護施設で育った生徒さんや、家出を繰り返している生徒さんもいる。

いつも心がけていることは、きれい事や理想論だけを伝えたくないということ。大人になったら人間として完成するわけではない。大人だって必死に生きているし悩んでいる。だから人間対人間で本気で伝えたいと思う。

きちんと聞いてほしいから、スタートは「避妊知識度クイズ」から。

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避妊や性感染症の情報には、都市伝説が多い。先輩やお友達から聞いたら正しい情報だと惑わされてしまいそうな問題を出していきます。

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そして、不妊を経て子どもを授かったご夫婦のドキュメンタリーDVD観賞。生徒さんたち、真剣に見入ってくれていました。

生徒さんたちの感想文を読むまではいつも緊張します。伝えたいことが届いているのか、どう受け取ってくれたのか…。そんな感想文の一部をご紹介します。

「お母さんのおっきさが分かった」(女子)←(自分が生まれたときも、お母さんはあんな幸せそうな顔をしていてくれたのかな…と話していたそうです)。

「自分は両親にとても愛されて育ったんだなあと、DVDを見て、話を聴いて、改めて思いました」(女子)

「家族って、大切なものだと感じました。親が自分をどう思って産んでくれたのか、いのちって捨てちゃいけないと改めて思いました。自分のため、そして身近な人のために」(女子)

「自分の知っている限りの避妊とは違っているところもあってビックリしたのと、とてもためになりました。避妊や性感染症について、知識を持っていかしていきたい」(女子)

「講座だるい、体育館暑いからイヤだな~と思っていました。ですが話をきいて自分の大切さに気づけました」(女子)

「つまらない内容の話かと思いましたが、聞きやすかったので集中して最後まで聞くことができました」(男子)

「いのちが生まれるってとても幸せなことだし、その反対に大変なこともいろいろあると思いますが、自分が産んだ責任をしっかり持って、まわりから支えられて育てられるのだと思います」(女子)

養護教諭の先生からは、「直井先生の力強い言葉が生徒の胸に残っているようで、さまざまな生徒が保健室に感想を話しに来てくれています」と、嬉しいお手紙をいただきました。そして、「今、赤ちゃんができても育てられないから避妊は必要だと分かっている。出も彼氏に言われると断れない。彼氏にもこの講演を聴いてほしかった…」と話しにくる生徒さんがいたということも、お手紙に書いてありました。考えさせられます。

養護教諭の先生のもとに生徒さんたちが本音を伝えに来てくれるというご関係、高校生が「信用できる大人」に本音を伝えているということに感動します。

生徒さんたちがそれぞれの心で、「生きる」「いのち」「愛」「授かること」…大切な「何か」を感じてもらえていたら嬉しいです。校長先生、養護教諭の高橋先生、どうもありがとうございました

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