イクメンについて思うこと
私はいつも、言葉を発することのできない赤ちゃんの気持ちの代弁者でいたいと思っています。そしてその赤ちゃんを24時間見守っている、ママのサポーターでもありたいと思っています。なので、パパにはちょっと辛口かもしれない意見を書きます。
「イクメン」という言葉が生まれて数年。熱心で育児を楽しむパパたちが増えてきました。育児にも家事にも熱心なパパが増えれば優しい社会になると信じています。これはすばらしいこと。ただ、気になるのは「自称イクメン」パパさん。お風呂も遊びも、赤ちゃんの機嫌のいい時にだけ関わるのは、もしかして「育児のおいしいところどり」ではないかなと思うことがあります。
ママが「育児は大変」と感じるのは、お風呂に入れたりおむつ替えというひとつひとつのことではなく(もちろんそれもありますが)、「なぜ泣くのか分からない」「赤ちゃんの抱っこをしていたら自分のことが何もできない」時が多い。「いつ泣きだすか分からない」と思うから、常に気を張りめぐらせなくてはならない。だから大変だと思う。
赤ちゃんはママの気持ちが全部お見通し。だから、ママと二人っきりでいるとよく泣くのに、パパが帰ってきてホッとしたら泣きやむということがよくあります。ママは、赤ちゃんと二人きりの生活では、たとえお昼寝していても「いつ泣きだすか分からない」と思って寝ているし、食事もトイレも、すべて赤ちゃんのタイミングを考えて行動している方がほとんどです。そんなふうに、自分のペースで行動できることが限られるのが育児中のママの生活。
そして、多くのママはパパのタイミングも考えている。「パパが疲れて帰ってくるから、すぐに食事できるように」「すぐにお風呂にはいれるように」ということまで考えてくれています。けれど、ママのこんな細やかな気遣いがパパに伝わっておらず、赤ちゃんがお腹をすかせたりお風呂のタイミングになってしまう~、とママが焦ることも…。
赤ちゃんのお世話や家事もしてほしいけれど、自分をあとまわしにして24時間赤ちゃんを見守っている「ママを支える役割」をパパには頑張ってほしい。できたらママのメンタルサポートを最優先してほしい。「育児で何があっても、パパがいてくれたら大丈夫」という安心感をママに感じさせてくれる、そんなパパが最高に素敵だと私は思います。
そして「イクメン」という言葉は、自称ではなくて、ママやまわりの人から言ってもらう言葉なのではないかな、とも思うのです。
つづく…
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