« 2013年12月 | トップページ | 2014年2月 »

2014年1月31日 (金)

おっぱいトラブル「白斑」

おっぱいの先にできる白いもの。「白斑」

こんな感じ。2008_0829_004217dscn0615_2

痛みを感じる場合と、何も感じない場合があります。

「なぜ白斑ができたのか」を考えるとき、「原因は○○」とひとつに決めつけるより、全身的な理由が絡んでいることが多いように私は感じています。

たとえば、冷え。白斑のできた方の手足や首や腹部に触れると、ひんやり冷たいことが多い。特に冬場は冷えが誘因になっていることがほとんどといってもいいと思います。母乳が「冷え」によってどろどろになり先端で詰まっている状態。

また、産後の月経が関係していることもあります。産後に月経が再開して数カ月間は、おっぱいトラブルと月経周期が一致することが多いようです。明確な理由は分からないけれど、月経で血液循環が悪くなるためだろうと考えます。

もし白斑ができた時は、まずは①体をよく温めること。ゆっくりと入浴する、温かい飲み物や食べ物を摂る、カイロを背中に当てる、足首を温める…。基本的なことを丁寧にすると、数日でぽろっと取れることも。

そして、②よく飲んでもらう。赤ちゃんの温かいお口でしっかり飲んで吸引してもらうことで、きれいに開通することが一番多いのです。

それでも開通せず痛みを伴うようなら、③助産師のケアをお勧めします。

早めのケアであれば、数分で気持ちよく噴出して開通し、50cm位噴きあがることはざらにあります。ピンポイントで圧迫すると気持ちいいくらい良く通ります。

中には、白斑をこじらせてこんなに大きくなったケースも。この方は、白斑ができて数週間「自然治癒を待っていた」そうです。ついには乳房にしこりができて痛みを伴い、おっぱいケアにいらっしゃいました。水ぶくれのようになっています。

131202_171543_5

助産師のケアで先端をほぐすようにケアをして、ピュ~ッと出てきたら早く治ることがほとんど。でも、ケアだけでは完治は難しく、体をよく温めるようにしながら治していきます。あまりに冷えがひどい時は医師に相談し、漢方薬(当帰芍薬)を処方してもらうことも。

おっぱいトラブルは体の不調のサイン。分かりやすい症状で健康状態を気づかせてくれていると考えると良いかもしれませんね。

|

2014年1月20日 (月)

保育専門学校生へ

名古屋文化学園保育専門学校の生徒さん約100名に、「いのちのお話」を届けさせていただきました。

このご縁は、次女が通った保育園の元園長の井田先生。次女が保育園児だった頃に、私のことも母親として育ててくれた先生です。井田先生が保育園をご退職後に教鞭をとっていらっしゃる専門学校に、今回講師として招いていただきました。

Img_3064
新学期が始まったばかりの学生さん。将来保育士を目指す学生さんの中には、他大学を卒業している方や社会人経験者も。お子さんを育児中の方も多くいらっしゃいました。

私たち日本人は世界一安全に出産ができ、そして世界一赤ちゃんが元気に生まれる国。そして世界一寿命の長い国であるということ。

世界一安全に出産できるこの日本には、47000人もの子どもが親と暮らせず施設で暮らしているという現実。いのちは1組の男女からつながり、始まる。「すべての命は愛からつながってほしい」という願い…。

すべての人間は抱かれて育ったという事実。私たち自身も、たくさん抱かれて育ったいのちであるということ。それぞれの先祖から続く家族の宝物であり、将来保育士としてお世話する子どもたちも、まちがいなくそれぞれの家族の宝物。

そんな家族の宝物であるいのちが、年間30000人も自殺しているという悲しい現実。人は一人では生きていけない。大人になっても、愛されている、支えられているという安心感が欲しいのはあたりまえ。成人式を過ぎて大人になっても、辛い時や苦しい時には「助けて」「辛い」と言ってもいいのだということ…。

そして、愛し愛される未来の家族を創るかもしれない学生さんたち。「いのち」の時間は無制限ではなく限りがある。いのちのつながりを大切にしたい…。

大人として真剣に向き合う「いのち」のお話。学生さんたちがどう感じてくれたのかドキドキです。学生さんの書いてくれた感想文の一部をご紹介します。

「とても感動する話がたくさんでした。人が一人生まれるということが、こんなにすごいことだったんだなあと改めて感じました。自分はこれから先保育士になっていくので、子供たちに愛を感じながら接していける人でありたいです」(女子学生)

「一つの命が誕生する過程を改めてみて考えると、とても神秘的で感動しました。そして生きていることが当たり前で普段あまり考えることのない命について向き合える時間になりました。将来保育者になるにあたり、子どもたちにもいのちの大切さや生きる喜びを伝えられる人になりたい」(女子学生)

「いのちの大切さを分かっていても、誰かに伝えてもらわなければ、このような講演がなければ、気づけないことだと思います。(中略)とっても素敵な話を聞かせてもらった私たちは、きっと子供にたくさんの愛を伝えられそうです」(女子学生)

「受ける前はどんな内容だろうとわくわくしていましたが、受けてみると感動的な心温まるお話をしてくださり、涙がこぼれる場面もありました。(中略)私は自分のことが好きではありません。今年の目標は『自分を好きになれる』というものなのですが、今日の講座を受けてよりそう思いました。私は児童養護施設や児童相談所への就職も考えているのですが、子どもたちを守りたい、愛情を受けて育ってほしい、生まれてきたことを幸せに思ってもらいたいと、とても思いました。いのちを伝える人になりたいとも思っています」(女子学生)

「時間があっという間に過ぎてしまうくらい聞きいっていました。本当に毎日毎日を充実させなければならないと強く感じました。そして、自分の親と一緒にいられる時間も限られていると実感し、大切にしたいと思いました」(女子学生)

Img_3065
学校でのブログでもご紹介くださいました。学生さんたちが、将来素敵な保育士さんになりますように。

そして、子どもたちに「大好きだよ」「大切だよ」「すごいね」「未来が楽しみだね」と、生きていく力となる「愛のシャワー」を届ける大人が増えますように。

|

保育園児へ「いのちのお話」

名古屋市立上飯田南保育園の年長さんへ、「いのちのお話(誕生学)」をお届けさせていただきました。

次女が通っていた保育園元園長井田先生のご友人から、この保育園の小川園長先生へとつながったご縁です。

保育園の小さな建物。小さな椅子。子どもたちの明るい声が響き、足を踏み入れただけでキュンとします。小さな下駄箱に靴をしまいお教室の中へ。カレンダーに「たんじょうがく」の文字が書いてありました。

Img_3067_2
「なにしにきたの~」「だあれ~?」子どもたちが話しかけてくれます。わが子にもこんな時期があったはずなのに、つい抱っこしたくなるかわいい子どもたち。

「いのちの始まりの大きさはどのくらいか知ってる?」「お腹の中で頑張っていたことがたくさんあるんだよ」「おなかの中で指しゃぶりして、うまれてからの練習をしていたんだよ」

「みんな、いのちの天才だね!」「すごい力の持ちぬしだね!」…どの子も目をキラキラさせて聴いてくれます。

赤ちゃん人形が骨盤を通って出てくるところでは、「もう、かんどうしちゃう」と涙を流している女の子も。それを見ている私もウルウル…。

Img_3070

Img_3068

いのちのお誕生DVDも見ました。ざわざわするかな、と思っていたけれど、子どもたちは静かに真剣に見入ってくれていました。

Img_3073
全員が、毎日抱っこされた「家族の宝物」。全員の名前を読み上げて「たからもの」「たからもの」「たからもの」と伝えると、「え~っ」と喜んでいるようすが嬉しい。

子どもが育つ社会には、母子家庭や父子家庭のお子さんもいます。特に父子家庭の場合、「いのちのお話」を聴いた子どもが母親を恋しがり悲しむのではないか、そして不憫な思いをするのではないかと、周りの大人が心配することがあると思います。

すべての命は母親の子宮で育つことは絶対に変わらない事実。誰もが子宮出身です。たとえ今は母親と離れて暮らしていても、大人の事情で寂しい思いをさせたことがあったとしても、この事実は変わらない。

だからこそ、「お母さんは毎日おなかに話しかけて大切に大切に守ってくれたんだよ」「生まれたときに、とっても喜んでいたよ」「赤ちゃんの時にだくさん抱っこされていたんだよ」という、「愛された歴史」を、よりしっかり丁寧に伝えてあげたい。愛されていたと信じ続けてほしい!

過去に、ある小学校の先生が「虐待を受けて親に捨てられた子がかわいそうな思いをするのでは」と心配していらしたことがありました。子どもの気持ちの中には「親と一緒に暮らせなくて寂しい」という思いがきっとあると思います(たとえ表に出さなくても)。

だからこそ、伝えたい。どんな時代であっても国が違っても、「お母さんのおなかで守られながら育ち」「生まれたときに元気で幸せな未来を願ってもらい」「抱っこしてもらった赤ちゃん時代があった」こと。このことはだれでも同じ。たとえ、母親と離れて暮らしていても、虐待を受けていても、養護施設に暮らしていても。

そのうえで、「今は大人の事情で離れて暮らすことに決めた」「幸せな未来のためには別々に暮らす方がいいと思った」と伝えたほうがよいのではないかと考えます。「離れていても、お母さんにとって○○ちゃんが大切なのは変わらない」と。

「いのちのお話(誕生学)」は、「お母さん、産んでくれてありがとう」というお話ではありません。お話の主役は、お母さんではなく、生まれてきたいのち。すべてのいのちは、「生きる力」「すごい力」を持っているというお話です。

いろんな家族に出会います。家族の形は様々で、答えはない。でもすべての子供たちに伝えたい言葉は、「いのちの天才」「家族の宝物」、そして「うまれてきてくれてありがとう」。家族やまわりの大人たちがこのメッセージを伝えてくれたら、その子はとっても幸せ。…そんなことを思います。

お話が終わった後も、「楽しかった~」という反応が。中には「泣いちゃった~」という感受性豊かな子どもも。もうすぐ卒園を迎える子どもたち。どうかこの子たちの小学校生活が、いっぱいの愛と幸せに満ちていますように。

|

2014年1月17日 (金)

ママ自身の家族のこと

助産師というお仕事は、「女性の伴走者」だと教わりました。

育児支援の場合は、常にママに寄り添い、どんな時もママの味方でありたいと思っています。おっぱいをさわり、お腹をさわり、プライベートな部分に触れるお仕事。デリケートな部分に触れているときだからこそ、心を許して普段話さないような話をしてくれることがあります。

ご主人とけんかした、離婚しようと思う、暴力をふるわれている、実は子供がかわいいと思えない、育児がつらくて気持ちが滅入る、涙が止まらないことがある、母親として自信が持てない…。

また、ご自身の生い立ちのお話も。子どものころ虐待を受けていた、再婚家庭で育った、親の借金を肩代わりした、母親が好きになれない、実はずっと会っていない家族がいる、救えなかった自殺、闘病中や障がい者の家族がいる、親が他界した、遺産相続でもめている…。特に、生まれ育った実家族関係のお話は、とっても根が深い。

もちろん、助産師には守秘義務があるので、ケアの中でお聞きした内容を誰かに漏らすことは絶対にありません。先輩からは「守秘義務に厳しい意識を持て」と教わりました。「赤ちゃんの父親は違う」とか、つい口を滑らしてしまったら家族崩壊になる関わりをする存在ですから。

女性の味方であり人生の伴走者である助産師は、ママたちのカウンセラー的役割もあると考えています。中には、どう気持ちを伝えたらいいものか迷う内容も多い。そんなときは、ただただ聞き役になる。ママが涙を流し号泣していても、ただ聞く。心の中で「この方が幸せになりますように」と、祈りながら。

特に、実家族での確執やトラブルは「どうしたら解決する」なんて答えはない。周りの方が、「会った方がいいよ」「きちんと話した方がいいよ」とアドバイスしてくれても、「会った方がいいタイミング」「距離をとった方がいいタイミング」があると思う。実家族のトラブルに、心の中にふたをしながら頑張って育児しているママもいる。

だからいつもこれといったアドバイスはできず、ただ聞く。そして、いろんな家族の形があることを改めて学ばせていただく。「辛い気持ちを理解したいと思っているよ」と寄り添いたい。応援したい。味方でいたい。

今年になってから、特にいろんなお話を聞く機会が続いています。いつも明るいママが、あまりに苦しい過去や現在のトラブルを話してくれてびっくりすることも…。「家族とは」について考えていたら、「はるさん」という女性(現在妊娠中)のブログにこんな言葉を見つけドキッとしました。もし今苦しい思いをしているママがいたら、少しでも気持ちがラクになるかもしれない、そう思い転記いたします。

家族。
それはとても大切な人達だけれど、
ちゃんと拒絶したから今があります。

家族・親族の人数が多かれ少なかれ、
それぞれの家族にいろいろなことが起きています。

それは、
他人から「家族を大切に」と言われて、
すぐに納得できるものではありませんし、
円満な家族の元で育った人の方が
珍しいのではないかと感じています。

家族との問題を解決出来てる方も、
そうでない方もいっらしゃると思うのですが、
これはどちらかが偉いと言うわけでもなく、
今、家族に対して抱いてる想いは、
あなただけのものだから、それを
大切にすることは自分も家族も
大切にしてることになってるんですよ

|

2014年1月13日 (月)

「凧あげ会」しました

3連休の最終日。やしお中川フラワーパークにて、「新春凧あげ会」をしました。

告知は、1週間前にブログと数人へのメール連絡だけ…。はたして何人来てくれるか不安でしたが、大人も入れてぴったり総勢50人の方がご参加くださいました。

最年少は1ヶ月半、ベビマっ子の最年長は3歳9カ月。ベビマ卒業キッズに会うたび、「おおきくなったね~」と成長に感激しまくっていた私。Img_3080
凧あげ初体験のベビちゃんがほとんど。パパママが頑張って高~くあげているのを見て、どう思っていたかなあ。

上手なママさんは凧が見えないくらい高く上げていました。

Img_3084_2
Mちゃんが写っています。とってもきれいなお写真。

Img_3082
帰り際に、「次回があるなら釣り用のルアーであげてみましょうか。2㎞あげたことがあるんですよ」と話してくれたパパさん。かっこいいです。ぜひ見てみたい(^^)

最後には風で凧が飛ばされてしまい、電線にひっかかるハプニングが…。東京電力にお電話して取りに来ていただくことになりました。ご迷惑おかけしてすみません^_^;

寒い中多くのご家族にご参加いただきありがとうございました。これからも、ベビマ卒業生が集まれる楽しい企画をできたらいいな~と思っていますので、よろしくおねがいたします。

|

2014年1月 6日 (月)

「凧あげ会」します!

年末ジャンボで3等と4等に当たりました(←3000円+300円)!初めての当選!高額当選ではないけれど、大人のお年玉をもらった気分で嬉しい。

そして、新年初めてヨーカ堂に行った時もアリオに行った時も、入口から一番近いスペースだけが空いていた!らくらく駐車できて嬉しい!

さらに、おみくじをひいたら小吉だった。去年は3回続けて凶だったから(>_<)、今年は去年よりは運がいいはず。きっと。

ついでに、新年早々車のバッテリーがあがり動かなくなってしまったけれど(>_<)、すぐにディラーさんが助けに来てくれた。運が良かった、助かった~。

いいことを探そう。新年を迎えて、いいこと探しをしています。

そして、お正月の遊びといえば「凧上げ」。そんなことを考えていたら思いつきました。さら助産院新春凧あげ会を企画します!

★1月13日  13時 ~ 

★中川やしおフラワーパークの入り口駐車場にて
 
(八潮市木曽根1009あたり)

★凧は各自持参

大きくなったベビマ卒業生にも会えると嬉しいです。ちなみに直井は凧あげが上手ではないので、凧あげ上手なスーパーパパさんが登場するのを期待しています。

事前に参加連絡がもらえると嬉しいですが、連絡なしでも大歓迎。さら助産院にゆかりのあるベビちゃん・キッズちゃんも、さら助産院のことを知らないお友だちでも誰でも参加OK。自由参加ウエルカムの凧あげ会です。大勢で凧あげしたら楽しいだろうなあ…とわくわくしちゃいます。

このブログを読んでくれた方へ。ベビマ同級生やご近所のお友達にも「凧あげ会」のご案内を、どんどん拡散してもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。

※雨天・強風で中止の場合は、当日12時までに同じくこのブログでご連絡いたします。

|

2014年1月 2日 (木)

新年おめでとうございます

2014年の新年はとってもすがすがしい快晴。

新しい年のスタートは、毎年気持ちが引き締まります。新しい家族が増えて、賑やかなお正月をお過ごしの方も多いでしょうね。

お正月は、門松や注連縄を飾って自宅を神社に見立て、すべての人の身の内に神があると再確認し、頭を下げ合い「おめでとう(御芽出とう)」と寿ぐ(ことほぐ)日なのだそうです。

女の人の体には子宮という「お宮」があり、産道(さんどう)は「参道」、そして身体(しんたい)は「神体」。日本語って素敵すぎる。

今年の目標は決まりましたか?私は…0時ちょうどに決めました。

具体的にはひみつですが、大きなことを目標にせずに自分自身に向けた目標(というか課題)に決めました。簡単なようで一番難しい目標かもしれません。

今年も、与えていただいたお役目を全うできるように、精いっぱい努力してまいります。昨年と変わらぬご厚情のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

Img_3032
Img_3042
潮止橋からのキラキラご来光。

|

« 2013年12月 | トップページ | 2014年2月 »