卒乳時期の世界平均
TBSテレビの「ジョブチューン医者ぶっちゃけ2時間SP」に、小児科医の水野克己先生が登場していました。水野先生は、母乳についての情報をたくさん発信している、ママと赤ちゃんにやさしいお医者さんです。
番組の中で水野先生がおっしゃっていたのは、子供を健康に育てるためには母乳を4歳まで飲ませた方がいいというお話。なんと世界平均の卒乳時期は「4.2歳」だとか。

母乳は赤ちゃんの免疫を育ててくれるから、赤ちゃんの免疫がしっかりしてくる4歳くらいまでが望ましいというのが理由だとか。西アフリカの研究では、3歳までに母乳をやめた子供は3歳以降も母乳を飲んでいた子よりも3.5倍も死亡率が高かった、というお話もしていらっしゃいました。
世界平均ということは発展途上国もあるから、「泥水を飲むくらいなら母乳を」という国も含まれているわけですが、いろんな国を平均すると「4.2歳」。ちょっとびっくりするママが多いかもしれません。
1歳すぎに断乳や卒乳を希望する方に「なぜやめようと思ったのか」と尋ねると、圧倒的に多いのは「まだ飲ませているの?」という周りの声だそうです。
WHOによると、「母乳を与えるのは2歳またはそれ以上が望ましい」と考えられています。私は、きちんと自分の足で歩くことができ、食べることを楽しみ、できれば2語文くらいは話せるようになってからの卒乳をお勧めしています。
もし、食事を一切食べず、外遊びを楽しめず、テレビばかりを見ていて、体重がとても小さなお子さんが母乳ばかりを飲んでいたら問題ですが、よく動き、よく食べ、よく笑い、癒しに母乳を求める程度であれば飲ませてあげたい。
長い人生の中で考えたら、母乳を飲んでいたのが1歳までか2歳までか3歳までか…そんな違いは小さいはず。大人になっても飲んでいたら社会的に影響がありますが、幼児期に母乳を飲ませるデメリットは一切ありません。
最近では、長期間の授乳がママの乳癌リスク軽減にもつながることが分かってきました。「バイバイする時期はお子さんに決めてもらう」くらいでちょうどいいかもしれません。
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