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2013年10月20日 (日)

新聞記事になりました

本日付の読売新聞記事にしていただきました。

埼玉版の「彩人伝」です。大きく掲載されていてビックリ。

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この活動を始めたきっかけは、娘のお友だちをはじめとする地域の子どもたちに「いのちのおはなし」を届けたかったから。「いのちをきちんと伝える」ということを学びたいと公益社団法人誕生学協会 で学び、認定をいただいたのが2009年。

「いのちの授業(誕生学)」を、子どもたちに届けたい伝えたい!と願っていても、最初から理解してもらえたわけではありませんでした。既存の性教育である「性器の名称や性行為の話」だろうと思われてしまい、中には「聞かなくても分かる」と聞いてすらもらえなかったことも。

小中高校生に伝えたいのは、性器の名称や性行為ではなく「命の力の素晴らしさ」、そして「誰もが愛された歴史を持っている」ということ。それは、助産師や誕生学アドバイザーとしてというより、母親世代の人生の先輩として届けたいお話。

いじめはなくならないし自殺も減らない、性感染症の増加、望まぬ妊娠、人工妊娠中絶などという次世代問題があふれている。

「命は大切」というメッセージは親や学校で何度も教わったけれど、大人だって年間30000人が自殺し、大人社会にも陰湿ないじめは存在し続けている。誤解、裏切り、失望、挫折、病気…、生きることは楽しいことばかりではない。苦しくて辛くてたまらないことはたくさんある。

ただ、

この世に誕生した時、まわりの人は喜んでくれた。笑顔だった。そして、幸せに生きてほしいと願い名前を付けてくれた。たくさん抱っこしてくれた。何度も「かわいいね」と言われた。だから今、生きている。

私たちも「いのちの力」を持っている。先祖代々から続く、「いのちのバトン」を預かっている。母親のおなかで命が始まった瞬間から、「いのちの力」を発揮している。

そんなメッセージを届けたい。

記事を書いてくれた新聞記者の蓮尾さん、ありがとうございました。蓮尾さんからの取材を受けたのは2回目だけれど、「理解しよう」「理解したい」と思ってくれる気持ちがとっても嬉しい。さわやか好青年です。

娘いわく、「等身大のママより、かっこよく書いてある」そうですが…。蓮尾さんから見えた私の姿、ということで…。実際の私はまだまだ修行中です。

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