帝王切開のお話
帝王切開で出産する人は、全体の17%。最近では5~6人に1人は帝王切開で生まれています。帝王切開でお産をすることは、もう特別なことではなくなってきました。
そんな帝王切開が日本で初めて行われたのは、1852年。そのころは母子ともに生存することすらできなかったとか・・・。帝王切開によるお産は、この20年で3倍近くに急増しています。
増加の背景として、不妊治療による多胎の増加や、出産年齢の高齢化なども関係しているようです。また、赤ちゃんの頭が骨盤より大きいときも帝王切開になります。
逆子ということが理由で帝王切開になるケースも増えています。ちなみに戦前では、逆子だとしても自宅での自然分娩で生まれていました。しかし現在では、逆子だという理由だけで帝王切開になることが多く、特にアメリカでは99.9%が帝王切開に。
帝王切開になる理由も時代とともに変わってきているようです。
ママの受け止め方はいろいろ…。
「帝王切開でラクチンに生まれた」という意見を聞いたことがあります。でも中には「え?帝王切開だったの?」と言われるのが辛くてたまらないという方も…。言いたくなければ言わずに、「大変なお産だったんだよ~」と伝えるだけで充分だと私は思います。
特に緊急で帝王切開になった場合、「元気に生まれてきたからそれでよかった」と思うものの、気持ちの整理がついていないママさんの方が多いようです。中には自分を責めてしまうママに出会うことも…。いつか将来、「名誉の傷だよ」とお子さんに見せられる日が来ますように。
私の友人で、帝王切開をしたママの心に寄り添う活動を続けている方がいます。http://www5a.biglobe.ne.jp/~withkumo/
帝王切開をしたママ対象のサイトを14年間継続し、ついに日本で初めて帝王切開について書かれた「ママのための帝王切開の本」が中央法規から出版されました。産婦人科医竹内先生・横手助産師も執筆しています。
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