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2013年8月13日 (火)

「思春期性教育」を学ぶ

広島県の産婦人科医、河野美代子先生から性教育を学ぶ機会に恵まれました。彩の国思春期研修会が主催です。河野美代子先生は「さらば悲しみの性」などの著者で、性教育の先駆者でいらっしゃいます。

私は、性情報に関心を持ち始める中学生・高校生に「いのちの授業(誕生学)」をお話する時、「本当に大切なこと」を伝えるにはどんな表現がいいだろうか…もっと心に届く表現はないだろうか…と、いつも考えます。子供たちの周りの、保護者や学校の先生をはじめとする多くの大人たちは、「子供たちを守りたい」と考え、どんな言葉で伝えようか迷うことがあるはず。

子供たちを守りたいと思う大人たちが大勢いるのに反して、世間では「ゆがんだ性情報」「性商業」の情報発信をしているのも大人たち。そして、女子中高生の望まぬ妊娠の相手は、社会人が多いのも事実。

相手が社会人だろうが中高生だろうが、仮に百歩譲って「妊娠する責任」は男女半々だとしても、その後の人生の社会的変化、生活の変化、そして体に及ぼす影響…。これらは男性と女性は比較にならない。

「女性は産む性」。当たり前だけれど、今回の研修で改めて痛感しました。子宮外妊娠で腹膜炎にまで至り生死をさまよった女子高生のケース、出産直前に陣痛を止める薬を投与しながら妊娠をひた隠しに医学部受験した女子高生のケース、よくわからないままに兄の子を妊娠した小学生…。どの女子も命や未来に多大な影響があるのに、相手の男性は何も変わらない生活を送る事ができる。中には逃げることさえある。

県内では、新座市で中3女子が1人で出産して、ゴミ捨て場に赤ちゃんを置き去りにした事件があったばかり。この事件はとても許されることではない。けれど、たった15歳の中学生が、誰にも言えずに妊婦生活を過ごし、たった一人で陣痛に耐えて出産し、困り果ててゴミ捨て場に置き去りにした心理を思うと苦しい。どれほどの不安があっただろうと思う。この妊娠の相手の男性は…?そして、周りの大人は守ることはできなかったのだろうか。

「心」「体」「未来」を大切にしてほしい。助産師としてだけではなく、「産む性」である女性として、私も真剣にメッセージを届けていきたい。河野先生のお話を聞いて、改めて気持ちが引き締まる思いでした。

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会場は、暑さで有名な熊谷市。立ち見が出るほど大勢の方が参加していました。月曜午前の研修で、午後にはつばめクリニックの母乳外来があるため参加できるか迷っていましたが、お話を聞くことができて本当に良かった。

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