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2013年7月14日 (日)

おっぱい管理を学ぶ

埼玉県助産師会の研修で、乳腺外科医師から乳房管理を学ぶ機会に恵まれました。

講師は大塚ブレストケアクリニックの大塚恒博先生。

大塚先生は、さら助産院の開業当初から重症乳腺炎患者さんの治療でお世話になっている先生。そして、今回の研修会に講師としてご紹介したのは私。そんな経緯もあり、わくわくしながら参加しました。

ボリュームのある内容で、「勉強した~」という満足感たっぷり。質疑応答タイムも質問が尽きないという状況に。先生はひとつひとつ丁寧にお答えくださり、ノートはメモ書きでいっぱい。

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この研修で学んだ、すべての女性に知ってほしいことを一部ご紹介します。

・乳癌は、日本人女性の16人に1人が罹患するが(年間5万人)、極早期の乳癌なら100%治る。

 ・日本は、先進国の中で、乳癌死亡率が上昇している国。原因は検診率の低さ。検診率30%を超えれば死亡率は下がるが、現状は12.6%のみ。

 ・出産後授乳経験のない女性は、授乳経験のある女性より乳がん発生率が高いのは明確。

 ・「授乳期間は長いほど乳癌のリスクは低下する」「長期間授乳することによるリスクはひとつもない」

 ・乳がんが発症するリスクが高いのは、「初潮年齢が早い」「閉経年齢が遅い」「出産歴がない」「閉経後の肥満」。これらはすべてエストロゲン(女性ホルモン)の影響が大きい。

・乳腺炎とよく似た症状の授乳中の癌もある。

・血縁者に乳がん患者がいるなどの場合、「乳癌になりやすい乳腺かどうか」を見つける研究が始まっている。

・断乳・卒乳後の排乳ケアは、しこりを残さないために助産師からぜひ受けてほしい。

すべての女性にとって大切なおっぱい。おっぱいの異常の専門は、婦人科ではなく乳腺外科です。

重症乳腺炎になると乳腺外科医師の治療は不可欠ですが、まずは私たち助産師が「乳腺炎にならないようにケアすること」、そして「もし乳腺炎になったら重症化しないように早期に対処すること」を徹底することが大切。

大切なおっぱいに触れさせていただいていることを肝に銘じ、改めて背筋を伸ばしてお仕事をさせていただきたいと思います。

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大塚先生(中央)を囲んで、研修会スタッフの皆さんと。大塚先生は、とっても紳士的なお医者さんです。

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