こども虐待について②
①から続きます。
「虐待の家庭的背景と地域での子育て支援」勉強会に参加し、厚生労働省児童福祉専門官の川松亮さんのお話をお聞きする機会に恵まれました。
助産師としてだけではなく母親として、きちんと知りたい、そして何ができるのかを考えたいと思い参加しました。
虐待家庭の背景で最も多いのは「経済的困難と就労不安」、そして「社会的孤立」だそうです。この背景をみると「親も苦しい」ことが感じられる…。
経済的困難は助けてあげられなくても、社会的孤立を予防するために地域でできることはたくさんある。もちろん家族の支援体制が整っていることが理想だけれど、望んでも得られない人はたくさんいる。地域のマンパワー確保として、川松さんは「地域のおせっかいおばさん・おじさんになろう」とおっしゃっていました。
私自身、わが子の幼児期に「お隣さん」「ママ友」の存在にどれほど助けられたことか。急な仕事、兄弟の急病、身内の不幸…育児中にだれでも起こりうる不測の事態。そんなときに、「大丈夫だよ、預かってるよ」と、助け合える友人がいると親も子も安心できる。孤立を感じずにすむ。
しかし、虐待について知れば知るほどわからなくなることがあります。それは、「理解不能な虐待というか、原因や背景をどう分析すればよいかわからないケースが増えている…」と言われていること。(参考文献「誰か助けて」石井結貴著)
そんな現状に向き合い続けた元県職員の男性が、虐待防止を訴えて日本一周マラソンにチャレンジするそうです。
宮崎県職員として児童相談所などに勤務してきた甲斐英幸さん(56歳)は、「『なぜ虐待問題と日本一周マラソン?!』とよく聞かれます。とにかく目立って注目されることで、世間に虐待問題について関心を持ってほしい。一緒に考えてもらいたい」とおっしゃっていました。
5月5日に宮崎県から日本海側を石狩市まで北上し、12月末まで一人で走り続けるそうです。県職員を早期退職してまでのチャレンジ…。
ロックなおじさん、甲斐さん。私も心から応援しています。
この日の勉強会の主催は、NPO法人タイガーマスク基金http://www.tigermask-fund.jp/。
ファザリングジャパンhttp://www.fathering.jp/のパパ会員がたくさん参加し、夜の懇親会(飲み会)では、虐待防止に何ができるのか熱い思いを語り合いました。輝いているパパはかっこいい~。
NPO法人タイガーマスク基金代表の安藤哲也さんは、こんな男性です。
| 固定リンク
















