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2013年2月21日 (木)

「性の講演会」感想文(彦糸中)

三郷市彦糸中学校3年約100名の生徒さんに、誕生学を届けさせていただきました。

この中学校とのご縁をつないでくださったのは、養護教諭の内藤先生。「卒業していく生徒たちへのプレゼントに」とおっしゃったのがきっかけです。この先生の言葉に感動し、今年で2年目のご縁です。

授業の中では、いのちの始まりから、お腹の中でどんなことを頑張っていたのか、そして生まれてからも愛されていないと命は育たないこと。たとえ母子家庭や父子家庭であったとしても、母親・父親・祖父母・親戚・友人・先生…愛してくれる人、支えてくれる大人に守られた歴史があるから、15年間で健康に育つことができていること…。

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授業が始まっても最初はガヤガヤしていた生徒さんたち。あちこちからおしゃべりの声が聞こえて、中には「授業に興味がない」という態度の生徒さんや、目すら合わさない子もいる。

う~ん。この子たちに聴いてもらいたい。届けたい。生徒さんたちの反応を見ながら、同じ目線で全力で向きあいたいと思った私は、途中でマイクを使うのをやめてみました。そして100人の中学生パワーに負けないような声でお話ししました。

「愛と恋とは違います。かっこいいな、そばにいたいな、デートしたいな、と思うのは恋ですよ。愛とはね…」

次第に…おしゃべりをしていた生徒さんたちと少しずつ目があうようになり、会場がどんどん静かになっていく…。

生徒たちにとってはたった1回の授業にすぎないかもしれない。でも、中学を卒業してから性や命について学ぶ機会はほとんどない。全員が「大切な命」で「愛された歴史」の持ち主だと伝えたい。

私自身が、自分に自信が持てずに悶々と悩んでいた中学生のころに大人に言ってほしかった言葉を、伝えたい。届けたい。

そんな授業のあとは、赤ちゃんゲストと妊婦さんゲストの登場です。りりあちゃん、ちいちゃん、そして妊婦さんの3人。

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満面の笑みの男子くん。
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初めて妊婦さんのおなかを触ったKさん。涙があふれるほど感じてくれていました。おなかの中で赤ちゃんが動くのを触ると、改めて「いのちってすごい」と感じるよね。

生徒さんたちがどんなふうに受け止めてくれたかな。何かを感じてくれているといいな…。そんなドキドキした思いで感想文を読んでびっくり。どの子も感想文の欄いっぱいに記入してくれている。欄外まではみ出して書いてくれている子も。

すごいすごい、どの子も受け取ってくれている。伝わっている。私が話していない内容まで、「いのち」や「家族」を考えてくれている。すごい。

感想文の一部をご紹介します。

「思春期や反抗期があり、そんな中で親を傷つけ悲しませてしまうことがあるかもしれません。そんな時は今日のことを思い出し、心を清くもっていきたい」(男子)

「たくさんの人の力があって成長してきた私達だからこそ、自他ともにに大切にできる人間になり、次世代につなげるのだと思います。(中略)生まれた時、自分は泣き周りの人は笑っていました。自分の命が終わるとき、自分は笑い周りの人々に泣いてもらえるような自分づくりをしていきたい」(男子)

「自分は本当に愛されているんだなと思いました。たくさんの愛情を注いでくれた親がいたから今こうして学校に行ったりすることができるんだと思い、親に感謝したいと思いました。実際に妊婦さんのおなかを触らせてもらって、すごくあたたかくて、この子が生まれたらたくさんの人から愛を受けるんだなと思ったら、なんだか私まで幸せな気持ちになることができました」(女子)

「女の人は体を大事に大事にしていかなければならないと思いました。自分の体を大切にしたいと改めて思いました。いつも口うるさい親だけれど私のことを心配して言ってくれていることを改めて感じました」(女子)

「私も将来、愛を互いに尊重し合える素敵な人に出会いたいです」(女子)

「今このように生きていることは奇跡的なことだということが分かりました。生きていることに感謝できるような人になりたいです」(男子)

「私は、正直に言うと「なんで生きているんだろう?」と思うときがよくあります。でも今回の授業を受けて「自分はたくさんの人から愛されて、大切に育てられている。私が生きている意味はそんなに軽いことではない」と感じました。今は辛いことや親とケンカしてしまうときはあるけれど、今まで元気良く育ったのは両親をはじめとするたくさんの方々の支えのおかげだと思ったし、すごくありがたいことだと思いました」(女子)

「(妊婦さんのおなかに触って)おなかの赤ちゃんが元気に動いていて、ものすごい感動しました。自分も精いっぱい頑張って、生まれたことに感謝して生きていきたいです」(女子)

感性豊かな15歳。ピュアな感想を読んで涙があふれます。どの子も天才的な文才。どうか、キラキラと輝く未来になりますように。

そして、校長先生、内藤先生、教員の皆様、ありがとうございました。

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