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2013年1月28日 (月)

残念な乳腺炎ケア

先日出会った方のお話。

聞けば、お一人目の授乳中にとてもひどい乳腺炎になり、恐怖が残っているとか。お二人目のご出産で「今回こそ辛くない授乳をしたいからケアを受けたい」と、早々にご連絡くださいました。

お話を聞いて、唖然…。それはこのような体験です。

八潮市に転入する前に住んでいたエリアで、産後におっぱいケアのために某A助産院に通っていたそうです。それも、片道30分くらいかけて、毎日毎日、なんと17回も。

乳腺炎のような症状を感じ、そのA助産院で相談すると「病院に行ったら抗生剤出されて、おっぱいを飲ませられなくなるから行かなくてもよい(←もちろんこれは間違ったアドバイスで、抗生剤飲んでいても母乳は飲ませられます)」と言われ助産院のケアを受けていたところ悪化。どんどん痛くなり電話連絡すると「○○病院に連絡して」との返答。

○○病院に連絡をすると「またあの助産師なの~?手に負えなくなるとすぐにこっちにまわされるんだよね~」とグチグチ言われ受診を見送り、某総合病院に連絡。産科を受診したら「乳腺炎だから外科へ」と言われ、外科に行ったら「授乳中の治療は産科に行って」。

たらいまわされた揚句、産科の看護師に相談したら「搾乳の仕方が悪い」だの「マッサージをしなくちゃダメ」だの言われ、さんざん言われても治癒に結びつく有効なアドバイスは得られず。「助産師に相談したかったらここに連絡して」と紹介されたのは、はじめにケアを受けていたA助産院だったため連絡する気にもなれず。

産科→外科→産科→外科と巡った末、その某総合病院外科で乳腺炎の切開治療を受けるほど悪化。しかし切開してもまったく治癒せず。これは埒があかないと、自力で探した外科クリニックを受診し再度切開をしたところ、「チーズのようなおっぱいが先生の白衣に飛び散った」と…。その後すっきりとラクになったとか。

ここまで聞いているだけで、悲しくて切なくて、私までおっぱいが痛くなります…。

この方の乳腺炎治療に携わった、助産師、外科医、産科医、看護師、この中にひとりも責任を持って関わってくれる人がいなかったことが本当に残念。すべての人が、「手に負えない」「よくわからない」と判断したであろうケースなのに、「どうすれば治るのか」を一緒に考えることなく責任のたらいまわしをしたことが残念。

とくに、A助産院には毎日のように17回も通院していたというのに、乳腺炎になったら放り投げるなんて無責任すぎる。完全に治癒するまで責任持ってかかわってほしい。同じ助産師として恥ずかしい。

私も重症の乳腺炎患者さんに出会うことがあります。私の場合は、助産師のケアだけでは治癒に時間がかかると判断すれば、早々に内科や乳腺外科の医師に治療方針を相談します。血液検査を依頼して炎症の程度を確認し、必要なら内服を勧めます。また重症のケースだと、乳腺外科の受診にも同行するようにしています。外科的処置が必要と思われる場合は、同席して治療方針を医師と相談するよう心がけています。

私が関わった方で過去に切開にまで至った乳腺炎はたったのおひとりだけ。この方も、他院で通院していたにも関わらず不適切なケアを受け悪化していて、さら助産院にお越しになった時点では手がつけられないほど重症でした。もっと早くに関わっていたら切開せずにすんだのではないかと悔いが残ります。

軽い乳腺炎なら助産師のケアだけで治ります。初期症状で、吸わせていたら自然に治癒することもあります。しかし、この時点で適切な対処をしなければこじらせてしまい重症化し、最悪の場合切開に至る事もあるのです。

乳腺炎を疑うときには、まずはとにかく赤ちゃんに吸ってもらうことが基本。そして、早めに「母乳育児に詳しい」助産師のケアを受けることをお勧めします。もし納得のいくケアが受けられなければ、助産師を変えることもアリ。助産師会のホームページで探すか、地域の保健センターに尋ねると助産師を紹介してくれます。(そうそう、乳腺炎の治療に「悶絶するほど痛いマッサージ」をする助産師は要注意ですよ)。

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2013年1月14日 (月)

1/15 ベビマ中止です

外は真っ白な雪化粧ですね。

明朝は凍結が予測されるため、大切な赤ちゃんの安全を最優先し、ベビマクラスは中止にさせていただきます。

ご予約を下さっている方にはお一人ずつお電話をしていますが、まだお二人と連絡が取れていません。明日朝にもお電話をいたします。

今日の私は、命からがら帰宅しました。
雪が降る前に車で外出していて、降り始め早々に帰路についたというのに。通行止めだらけでまったく進めず怖い思いをしました。

電線が落ちてきたり、橋の上でハンドルが逆回転したり、雪で進めなくて後ろの人に何度も押してもらったり…。たくさんの方に助けていただき、自宅に着いた時には真っ暗で腰が抜けました。

どうか皆様、気をつけてお過ごしくださいませ。

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2013年1月13日 (日)

風邪をひいたときの母乳育児

寒くなってきて、風邪をひいている人が増えてきました。

「風邪をひいたときに、おっぱいはやめた方がいいですか?」

「ゆっくりと眠った方が早く治るから、赤ちゃんを預けてひとりで眠ったほうがいいですよね?」という質問を受けることがあります。

実は、ママが風邪をひいた時は母乳を飲ませたほうがいいのです。

『ママが風邪をひく⇒ママの気管支や腸管に細菌やウイルスが増える⇒その情報を受け取った乳腺が、母乳中に抗体を増やす』

という防御反応が起こります。

ママが「風邪をひいたかな?」と感じたときには、すでにこの反応が起こっています。つまり、ママが気づいた時には、母乳中に「赤ちゃんを風邪から守る物質(抗体)」が増えているということ。

女性の体は、本当にミラクル。ママが風邪をひいても、母乳の中にはウイルスはいません。

母乳は免疫を作る基本。「赤ちゃんにすでに入ったかもしれないウイルス」と戦う物質を出して守ってくれています。お風邪症状で体がつらいときは、お布団の中で添い乳をしながら、安心して飲ませてくださいね。

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2013年1月 6日 (日)

日本が少子化になる原因のひとつ

男女平等指数で日本は101位に後退したそうです。

1位は4年連続でアイスランド。
2位はフィンランド、3位はノルウェーが続き、上位10カ国のうち7カ国はヨーロッパの国々でした。(日本経済新聞より 2012/10/24 10:20 記事保存 ジュネーブ=原克彦)

そんなヨーロッパの中のオランダで、10年くらい前に短期間ですが子育てをした経験があります。驚いたのは、オランダ在住のパパたちは夕方5時には帰宅して当たりまえだったこと。子どもを夜7時に寝かせてからは夫婦でのんびり過ごすのが一般的でした。カーテンをしない国民性なので、夫婦仲良く乾杯する様子が外からよく見えるのです。

幼稚園や小学校の送迎も、パパとママが半々。下の子をおんぶして毎日母一人だけで送迎していたのは日本人の私ひとり。「ママが送迎して当たり前」の風潮はなく、子育て中のワークシェアリングが徹底していて感動したのを覚えています。

しかし、男女平等指数が101位の日本の、多くの共働き家庭は…。http://ameblo.jp/kodomo-mamorume/entry-11443440896.html

考えさせられるブログ記事なのでご紹介します。

私も、朝起きたらのんびり新聞読んで作ってもらったお弁当を持って出勤し、仕事から帰ったら温かい食事が出てきて、「仕事で疲れているんだから休ませて」と言いながら、食後の片付けも翌日のお弁当の下ごしらえも子どものことも何もせずに、のんびりテレビを見る生活をしてみたい~と何度思ったことか。

「朝から夜まで、家族のことはママがやって当たり前」が続くと、特に仕事を頑張りたいママの場合、いつか爆発してしまうかもしれません。

10年20年後に、日本の男女平等指数が上がっていることを心から期待します。変えていくのは今のパパ世代から…かな。頼りにされているパパたち、がんばれ~。

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2013年1月 2日 (水)

あけましておめでとうございます

素晴らしいお天気のお正月。すがすがしい新年となりますようお祈り申し上げます。

あき助産師が名古屋市から八潮市に転入してきたのが2008年12月で、八潮に住むようになって4年がたちました。

実は親戚も友人もおらず縁もゆかりもない地域でした。そんな八潮市への転入の動機は、産婦人科や助産院もないこの地域に、新駅ができてたくさんの赤ちゃんが生まれ、きっと助産師活動が求められるだろうと思ったのがきっかけです。家族を説得して転入してきてようやく4年がたちました。

4年前までは誰も知っている人がいなかったのに、今では多くの方に支えていただき、たくさんの素敵な出会いに感謝でいっぱいです。

改めて、新年のご挨拶です。

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あけましておめでとうございます。

2010年から始まった八潮駅前のベビーマッサージクラスでは、12月までで のべ1700組の親子にご参加いただきました。そしてこの活動を広げたいと、講師養成講座を始めました。志同じくするメンバーが集まり、第1期生はもうすぐ認定試験を迎えます。これから、育児支援の仲間が増えていく予定です。

また、2011年度から始まった「いのちの授業(誕生学)」では、今年度から八潮市の中学生に正式なカリキュラムとして導入されました。正式なカリキュラムへの誕生学導入は八潮市が初めてらしく、NHKニュースにも特集され、新聞記事にもしていただき、1年で約1800人の小・中・高校生に「いのちのお話」をお届けしました。

2013年も、、「八潮保健センター新生児訪問」「つばめクリニック母乳外来」「ベビーマッサージクラス」「いのちの授業(誕生学)」「マタニティスクール」などを通して、幸せな子育てのお手伝いができたら幸せです。

今年も心をこめて活動してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。                    2013年1月1日 直井亜紀

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潮止め橋から見えた、元旦のご来光

 

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