産後クライシス その2
昨日NHK「あさイチ」にて特集された「産後クライシス」について、世間の関心の高さに驚いています。
検索ワードで「産後クライシス」が上位になり、2チャンネルでは炎上。私のブログアクセス数もいつもの10倍以上に。
この「産後クライシス」。番組ホームページによると、
ある民間調査機関による調査で、「出産直後から妻の夫への愛情が急速に下がる」という実態が明らかになった。
具体的には、『夫(妻)への愛情を実感する』という問いに対し、「妊娠期」ではともに74.3%であったものが、出産後の「0歳児期」には、男性が10ポイント、女性にいたっては約30ポイントも急速に下がり、
そして「1歳時期」に男女ともさらに10ポイントも下がるというデータである。
さらに、別の研究では、この期間に生じた不仲はその後の夫婦関係に長く影響するというのだ。同番組では、この問題を「産後クライシス」と名付け、その実態に迫った。
なぜこうした結果が起こるかについて、番組では、「夫からのねぎらい」「夫の家事や育児への参加度」が強く関係していると分析している。そして、「産後クライシス」をいかに克服するかについて
番組内で取り上げていた。
と紹介されています。
ネットの炎上は、世間の女性が「よくぞ特集してくれた!」と、自身の経験を吐露しはじめたからのようです。
育児の協力として、「おむつ替えやお風呂を手伝い」「家事を分担する」ことが妻への協力・理解だと考える男性が多いそうです。
しかし、夫・父親として一番がんばってほしいことは、「妻を支える」「安心して育児できる環境を整える」こと。あくまで「妻が全力で育児できるため」のサポート。
「よく頑張っていると思うよ」「いいお母さんだね」「思うようにいかなくてイライラする時もあるよね」と、妻の育児を認めること。ねぎらうこと。その夫の役割が、妻を心から安心させ、巡って妻から夫への愛が深まるといわれています。これは赤ちゃん期に限らず、幼児期・学童期・思春期と、成人するまでずっと同じ。
仕事が忙しくて帰宅時間が遅いなら、「仕事が忙しいから何もできない」ではなく、妻のメンタル面のサポートをしてもらいたい。きちんと話を聞く、メールをする、そんな小さな配慮で「育児や家事に協力してくれない」という不満は出てこないのではないかと、ひとりの女性として思います。
お茶の水女子大学心理学教授の菅原ますみ先生による、こんなデータもあります。
産後18ヶ月間の夫が育児・家事に不参加だと
⇒子どもが6歳の時点で育児の相談を夫にしなくなる、そして12歳の時点で愛情曲線が低下する
さらに、シカゴ大学社会学教授の山口一郎先生によると、
「夫が家事育児に参加したほうが、第二子出産動機、夫婦関係満足度が高い」とも。
妻から夫への愛情曲線が低下すると、さらには「子どもから父親へ」の関心も低下するそうです。これは大変だ!
NHK「あさイチ」の中では、よりシビアな内容も放送されていました。裏を返せば、パパたちが、頼りにされているということかな~。
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