« 乳腺炎急増中 | トップページ | 夏休みのお知らせ »

2012年8月10日 (金)

やり直せない育児

「人間を育てる」

「未来人育て」

「心をはぐくむ」

育児って生半可な気持ちではできないと、最近つくづく痛感しています。

わが子の育児も、もう一度妊娠中に戻ることができたなら、やり直したいことがいっぱい。

心ここにあらずの育児をしていた時期もあった。実家、仕事、夫婦、友人関係、近所づきあい…、母親になってからも常にずっと悩みはあって、気持ちがきちんと子供に向いていないことがあった。やり直せるものなら、もっともっと心をこめて、もっともっと愛をこめて、きちんと向き合って子育てをやり直したい。

娘が幼児のころ、「育児なんて、たいした生活してないんだから。食事さえ作ればいいだけでしょ」と言われたこともあります。誰もがしていることかもしれない。でも、子育てってそんな甘い気持ちではできないと、最近になって改めて思います。

私の愛読書の中にある一節をご紹介します。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

 みなさんのやっていることは、どれほど意義の大きいことか。一人の人間の基礎を決定するのですから。どれくらい価値の大きいことか、あるいはどれくらい責任の重いことか、わかっていただきたいと思います。

ひとつの大きなビルの、あるいは普通の一軒の民家でもいいですが、基礎工事を請け負うときの工事責任というのは、とても大きくて重いものなのです。本当に責任感の強いしっかりした人がやってくれないと、大変なことになります。

でも、そういう自覚が必ずしも、皆さんの中にない場合があります。「大学の教育のような、あんな高等なことをやっているんじゃないのだから」と。まあ、ケガをしないで病気をしないで済めば、それでもう大体いいのだなんて思っていらっしゃると、これはとんでもないことになります。大違いだろうと思います。

(中略)

基本的なところで、子供たちがどんな人格の人間になるのかということを、ほぼ決定するのが乳幼児なのです。そういう時期の子どもの育児に携わっているという自覚をもつことが、保育者や幼児教育者には必要なことでしょう。

(中略)

テレビの普及などで、最近は人目につきやすい行為の価値ばかりが評価される時代になってしまいました。だからこそ、こういう基礎を作る仕事の意味が、いっそう大きくなってきたと思うのです。

「子どもへのまなざし」佐々木正美著 福音館書店~ より引用

|

« 乳腺炎急増中 | トップページ | 夏休みのお知らせ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事