「思春期保健講座」八潮高校
県立八潮高校の1・2年生420人に、「思春期保健講座」としてお話をさせていただきました。この講座は、埼玉県から助産師会に委託され、思春期保健事業として県内3校のみに開催される講座です。
からだはすっかり大人の生徒たち。でもまだまだ思春期。「自分らしく生きるとは」「命って」「死ぬとはどういうことだろう」…そんなことを考える生徒さんもいるであろう、多感なお年頃。私自身を思い出しても、高校生のころは「自分とは」について、いつも考えていました。
性行動開始年齢が低下し、高校によっては性行動を開始している生徒が半数を超えている学校もあるそうです。今回は、「性行動を開始している生徒さんもいる」という前提で、避妊知識度クイズからスタート。
避妊を含む性の情報は、出所不明の都市伝説のような情報がたくさんあります。間違った情報でも、お友達や先輩から聞くと正しい情報だと信じてしまうからふしぎ。
そして、家族愛についてもお話させていただきました。親の干渉がうるさく感じるお年頃。でも全員に「たくさん抱っこされて愛された赤ちゃん時代」があったのは事実。
家族愛のお話のあとには、本物の赤ちゃんゲストの登場です。420人の生徒さんに6人の赤ちゃんゲストのため、全員が抱っこできなかったのは残念。恥ずかしそうにしながらも、抱っこするとどの子も笑顔に…。
講座のあとで、生徒さん達がこんな感想を書いてくれました。
「赤ちゃん、めっちゃかわいい!!ちっさ!それに泣いている赤ちゃんもかわいい!心の中で思わず悶えてしまいました。あんなにちっちゃい子たちが次第に大きくたくましくなると思うと、生きることは素晴らしい。生きることはどんなにいいことか、そういう気になります」(高2女子)
「子どもをつくるタイミングは、お互い意見が一致したときしかいけないと思いました」(高2男子)
「子どもを産みたいのに産めない人もいれば、妊娠してもおろす人もいます。まだ妊娠したくないなら、ちゃんと避妊して学んだことをいかそうと思います」(高2女子)
「改めて親に感謝したいと思った。赤ちゃんは、ほっぺがやわらかくて、も~なんにも言えないってくらい、幸せ分けてもらって元気になった。今回の講演会があって本当に良かった。私も助産師という道に進んでみたいと思いました」(高2女子)
「ものすごく心に来ました…。なんか色々と思ったことがあって、どこから書いていいのかわかりません。自分は、汚いのが、好きではありません。自分にとっての汚いというのは、例えばAVなどです。本当に好きな人じゃないとやってはいけないと思っているので、自分の周りの友達の感覚がまったく理解できません。(中略)家族・子どもって本当にかけがえのないものだと思います。高校生の僕が言うのも変ですが、『愛』とは「自分の幸せより相手の幸せを一番に思う」ことだと思います。今いる大切な人を大事にしたいと、本気でそう思いました。こんなにいい授業はないと思います」(高1男子)
「(前略)心の底からジーンと何かが伝わってくる感情があります。そして何もかも抑えられない、我慢することもできない最後の言葉。『うまれてきてくれてありがとう』。私にとって、この言葉は、この世の人生で一番最高の言葉だと思っています」(1年女子)
「(避妊のクイズで)私が大丈夫だと思っていたことがダメなことと分かったから、実践する前に聞けてよかった」(高2女子)
性行動の機会が増えると言われている、夏休みが始まります。自分やパートナーのからだについて、そして愛や恋について、立ち止まって考える時間になっていたら嬉しいです。
楽しい夏休みとなりますように。尚、お写真の掲載は校長先生の許可をいただきました。
講座のあとに、赤ちゃんゲストと、養護教諭の先生とで記念写真。赤ちゃんたち、高校生を笑顔にしてくれてありがとう!
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