3月11日に生まれた命。
ユニセフが製作したビデオクリップ。ぜひご紹介したいビデオです。
http://www.youtube.com/watch?v=liJPOxPT1-o
今日で震災から半年。そして、9.11テロから10年。
最近つくづく命について考えます。突然命が亡くなるというのはどういうことだろう。震災やテロだけでなく、事件や事故、犯罪にまきこまれて亡くなってしまうこともある・・・。
毎日毎日赤ちゃんと関わる仕事をしていると、命が始まってから、どれほど愛されどれほど大事にされて育つのか教えられることばかり。
命の始まりは・・・。妊娠が分かって、戸惑い喜びながら、つわりで食事もほとんど摂れない日々がやってきて。つわりが終わったら、大きくなっていくおなか・・・。食事や生活に細心の配慮を続けて数ヵ月後たったころにやってくる陣痛。「赤ちゃんに会える」と思えば痛みすら幸せに感じる数時間。
元気に赤ちゃんが生まれたら、毎日ゆっくり眠る暇もない授乳やおむつ交換。大変なはずなのに、「こんなにかわいいなんて知らなかった」と思う日々。
おっぱいが足りないかと心配し、発育に一喜一憂し、おむつかぶれができれば一日に何度もおしりを洗ってあげて。
ハイハイができた、歩くようになったと、家族みんながすべての動きを愛おしく見守り、ウンチやハナクソさえ愛おしく感じる密着した日々。
眠るまでずっとそばに寄り添い、繰り返し絵本を読んで、腕がしびれるまで抱っこして。腰が痛くなるほど三輪車を押したり、日が暮れるまで砂場で見守る日々が続いて・・・。
風邪をひいたって、「うつる」なんてこれっぽっちも思わずに、ただただ苦しくないかを心配し、自分は寝ていなくても、汗を拭いて飲み物飲ませて。
どんなに自分の時間がなくたって、子供の笑顔ひとつで幸せな気持ちになりながら・・・。
そんな日々の積み重ねで、歩くようになり、走るようになり、背が伸び、自分でいろんなことができるようになっていく。幼稚園のお遊戯に嬉しくて泣いたり、ランドセル姿に感動したり。
そんな、あふれる愛情を注ぎ続けた日々を一日も休まず何年も続けた先に、反抗期や自立の時期がやってきて・・・。
そんな、気が遠くなるほどのあふれる愛情を注がれて成長した命が、事故や事件や震災で、一瞬で亡くなるってどういうことなのだろう。こんな悲しすぎることはない。
震災から半年たち、9.11テロから10年たち、最近の私はそんなことを考えて仕方がないのです。命は、奇跡のような確率で授かり、育っていくには気が遠くなるような時間がかかるのに、一瞬で消えてしまうこともある。「儚い」命だからこそ、大切にしたい・・・。
このビデオを見ると、3月11日から確かに静かに半年が過ぎたと感じます。この子たちの未来の輝きを祈らずにいられません。
「ハッピーバースデイ 3.11」http://www.youtube.com/watch?v=liJPOxPT1-o
実は、私の愛する娘も3月11日生まれです。