« 2011年4月 | トップページ | 2011年6月 »

2011年5月29日 (日)

被災地へのエール

運転しながらラジオを聴いていたら流れてきたドリカムの歌。

特にドリカムのファンだったわけではないけれど、この歌詞を聞いていたら、被災地へのエールのように感じて涙があふれました・・・。

それは、「何度でも」という曲の歌詞です(一部歌詞略)。

『こみ上げてくる涙を 何回拭いたら伝えたい言葉は 届くだろう

誰かや何かに怒っても 出口はないなら

何度でも何度でも何度でも立ち上がり呼ぶよ きみの名前声が涸れるまで 

苦しくて苦しくてがんばってもどうしようもない時も きみを思い出すよ 

1000回だめでへとへとになっても 1001回目は何か変わるかもしれない

口にする度本当に伝えたい言葉は ぽろぽろとこぼれて逃げていく

悲しみに支配させてただ潰されるのなら 

何度でも何度でも何度でも立ち上がり呼ぶよ きみの名前声が涸れるまで

前を向いてしがみついて胸掻きむしってあきらめないで叫べ 

何度でも何度でも何度でも立ち上がり呼ぶよ 

1000回だめで望みなくなっても 1001回目は来る』

震災から2カ月半がたち、世間には関心が薄れている人もいる。

でも、まだ、震災からたったの2ヶ月半。

今回の震災の復興は年単位と言われていて、それも10年以上はかかるといわれています。

被災地の仲間から届いたメールに、

「被災地の現状は絶句です。しかし2カ月たった今は、だいぶ瓦礫の撤去などが進み、整理されました。人の歩く道もできました」と書いてあるのを読み、

「今までは、人の歩く道すらないほどだったんだ」と気づきました。

さら助産院からの被災地支援は、自分は安全な場所に住みながらの支援だけあり、まだ自分の目で被災地の現状を見たことはないということに、改めて気付きました。

来月に、被災地の福島県いわき市にて、「誕生学」の講演をさせていただく予定です。しっかり自分の目で被災地の現状を見てきます。現実を見るということに不安もありますが、娘たちをはじめとする後世に伝える責務があると感じています。

ドリカムの歌を聞き、久しぶりに歌詞を聞いて涙があふれました。

被災地の皆様に、日本中のエールが届きますように。愛の波動が届きますように。心から願っています。

|

2011年5月27日 (金)

授乳中のブラジャー選び

妊娠中・授乳中のブラジャーの選びかたについて。

意外と知られていませんが、ブラジャーを上手に選ぶことは、よく出るおっぱいづくりやトラブルの予防につながります。

妊娠中には、「乳腺小葉」が発達します。この乳腺が、ブドウの房が大きくなるように大きくなり、おっぱいが大きくなります。この乳腺が発達するということは、おっぱいが出るようになるための準備。つまり乳腺の発達を妨げないことが、よく出るおっぱいづくりに大切なのです。

「牛」のおっぱいがよく出るのは、四つん這いでぶらぶらと揺らしているから・・・というのは有名なお話。

クリックすると新しいウィンドウで開きます

乳房のサイズが急に変わっても、乳腺を圧迫しないブラジャー選びをするためには、ワイヤーはないほうが望ましいのです。授乳中も、ワイヤーなしブラジャーを使っている方が、乳腺炎にもなりにくいんですよ。

私自身、妊娠中と授乳中のブラジャーにはとても苦労しました。何度も買い換えるのは不経済だけれど、合うサイズが見つからず、何軒もお店をはしごしました。希望のサイズがみつからずヨーロッパ製のブラジャーを取り寄せようとしたことも。

特に大きい乳房サイズの方は、ワイヤーなしを使用するとポロリと出てしまうし、かといってノーブラだと下方にあせもができてしまうし・・・、と苦労されている方にもよく会います。

なにかお勧めできるブラジャーはないものか。いろんな授乳用ブラジャーをリサーチした結果、モーハウスさんの授乳用ブラジャーをお勧めしています。http://www.mo-house.net/mo-bra/ 助産師と授乳中のママが開発したそうです。

ラクチンなのでリピーターも続出。モーハウスブラはさら助産院でご購入いただけます。

|

断乳と卒乳

断乳と卒乳の一番の違いは、おっぱいをやめる時期を「ママが決めるか」「子どもが決めるか」だと思います。

「そろそろ一歳だからおっぱいをやめよう」とママが決めて、おっぱいが張っても子供が泣いても吸わせないのが「断乳」。

子どもがおっぱい以外に関心をもち、吸いたがらなくなってきてやめるのが「卒乳」。

どちらがいいということはありませんが、現在は「卒乳」を推奨することが増えてきました。というのも、「断乳」をすると、指しゃぶりやタオルしゃぶり等おっぱい以外の代用品に興味を持つ子もおり、「卒乳」の方がメンタル的負担が少ないのではと言われているからです。

「卒乳」の時期は、子供の性格や生活スタイルによってさまざまですが、一般的には1歳前で「卒乳」することはないといわれています。1歳半以降になり、「世の中にはおっぱいより楽しいことがたくさんある」と、興味の対象がおっぱい以外になってから卒乳すると、親子ともにストレスが少ないようです。

「卒乳」の時期が1歳半の子もいれば、3歳のことも。とはいっても、1歳過ぎてしっかりと食べられるようになったら、おっぱいは寝る前や甘えの時だけなど1日数回だけに減らしていくことをお勧めしています。

WHOやユニセフは、卒乳の時期を「2歳またはそれ以上」が望ましいとしています。急いでおっぱいをやめるとおっぱいもパンパンに張って辛いので、少しずつ回数を減らして卒乳に向けた方がママの体にもやさしい。

先日ケアをしたKちゃんのケースは理想的な卒乳でした。Kちゃんは1歳前からよく食べるようになり、おっぱいの回数が減っていきました。そして1歳のお誕生日を過ぎてしばらくたったころ、お友達と遊ぶとおっぱいを飲むことを忘れるようになり、全く求めなくなりました。ママのおっぱいも少しずつ回数を減らしていたのでほとんど張ることはなく、自然な卒乳。

卒乳のおっぱいケアをしていると、見ながらほしくなってしまう子もいます。そのような時は再び吸わせて数週間してから再びやめることもあるのですが、Kちゃんはおっぱいを見ても無関心。あっさりしていて自分の遊びに夢中。おっぱい以外に関心が移ったんだな~という様子でした。

このような自然な卒乳の多くは2歳頃ですが、子供自身の性格によってひとりひとり違います。お友達がやめたからと焦る必要はありません。

「断乳」「卒乳」の後には、助産師によるおっぱいケアをお勧めしています。最近は乳癌が増加しているので、血縁者に乳癌の方がいらっしゃる場合などは、乳腺外科の検査を受けてもらうことも。卒乳後時間がたつとケアができなくなるので、2~3週間以内が理想的ですよ。

|

2011年5月24日 (火)

チャリティイベント報告(お写真)

5月15日に開催したチャリティイベントのお写真です。

 

Img_9975_3

 

実際に体を動かして防災技術を教えてくださった、あんどうりすさん。

 

Img_0003_3

 

誕生学のご講演をして下さった、永野さやかさん。

 

Img_9931

ロンドンからの支援品紹介は、モスリンプロジェクトメンバーの堀口さんがお話し下さいました。ロンドンからイベントに合わせて帰国くださり、初対面なのに、偶然私と母校も出身地も同じ!それも、定員15名の母校です。この奇縁には驚きました。

 

Img_9949_3

 

支援物資を受け取る側として、被災地いわき市からお越しくださったSさん(右)。前日夜に八潮に宿泊してくださり、被災地のお話をたくさん聞かせていただきました(ビールを飲みながら・・・)。

 

Img_0019_2 

 

大活躍くださった、ボランティアスタッフのママたち。手が離せずに、ここに写っていないママさんがあと7人います。ありがとうございました。

 

Cimg3392 Cimg3384 Cimg3382

 

布一枚あればわが子を守れるスキルを、北極しろくま堂さんがレクチャーくださいました。

 

Img_9996_2

 

テレビ取材を受けるJくんパパ。取材をする側の女性も、1歳児のママさんだそうです。

 

ニュース動画はこちらhttp://www.news24.jp/articles/2011/05/15/07182776.html

 

多くの皆様のご協力いただきました。ありがとうございました。

|

2011年5月19日 (木)

「被災地へのお手紙」企画

先日のチャリティイベントにお越しくださったいわき市在住のSさんは、誕生学協会の仲間です。ご自身も被災されながら、いわき市内で支援活動を続けていらっしゃいます。復興までかなりの年月がかかるといわれる今回の震災で、どのような長期的支援が喜んでいただけるだろうと話しあいました。

被災地に「物資」はたくさん届いているそうです。届け続けたいのは、応援する「こころ」・・・。

心を届けるにはお手紙が喜ばれるのではないか・・・と相談したところ、そのような支援は本当にありがたいとのこと・・・。

育児中はただでさえ不安がある時期。そこで、被災地で、地震・津波・原発という目に見えない不安のある福島県のママたちに、お手紙で応援メッセージを届けたいと思います。

子供を抱えて地震が起きた時にどのように感じたか、そして子供たちにどんな未来を願っているか・・・。被災地であっても被災地でなくても、わが子への愛は全く同じ。平和な未来を願う気持ちも・・・。育児中という同じ目線からの応援メッセージは、被災地で育児をしているママたちへの応援になるのではないかと考えました。

お手紙は、福島県在住(特にいわき市)の、出産直後から1歳前後のお子さんがいらっしゃる母親に届けます。

お手紙の内容にきまりはありません。被災地の育児ママに応援のメッセージならなんでもOKです。

メールが主流のこの時代に、被災地への応援として手書きのお手紙は喜んでいただけるのではないか・・・。行政や医療者の支援とは違い、同じ目線のママだからこそできる愛の支援・・・。

ご自身のお名前や住所を書いても書かなくても自由。イニシャルでも大丈夫です。ご住所を記載した場合、返信がいただけるかもしれません。

同じ目線の育児ママだからこそできる、被災地支援のあったかいご支援ご協力をお願いいたします。皆さまからの、たくさんの愛のお手紙をお待ちしています。

|

2011年5月18日 (水)

モスリンプロジェクトの報道紹介

チャリティイベントで皆さまにお渡しした「モスリンスクエア」。

 

「薄手で使いやすい」「アトピーの子にも安心して使える」「離乳食の時に使える」等など・・・。嬉しい反応をいただいています。

 

「販売予定はありますか?」とのご質問も数人からいただきました。残念ながらさら助産院では販売しません。

 

このモスリン生地は、イギリスでは一般的だそうです。「おっぱい、おむつ、モスリンがあれば育児ができる」と言われるほど育児品として定着しているそうです。このモスリンを被災地に発送したいと、ロンドンの松本さやかさんたち日本人ママたちが、義援金を募り日本に発送してくださっているものです。

 

モスリンプロジェクト 

(さら助産院ブログから)

 

八潮市は被災地ではありませんが、さら助産院が支援先をご紹介するなど協力させていただいた経緯があり、特別にイベントでの配布支援をいただきました。

 

ヨーロッパに住むの日本人ママたちから、被災地へのあたたかい支援が続いています。

 

日本テレビで、モスリンプロジェクトの紹介が放送されます。よろしければご覧になってくださいませ。

 

◆以下さやかさんからのメール本文です◆

 

先日のロンドンでの梱包風景の部分のみを、フィンランドのミルクプロジェクトなどの話と合わせて、明日のニュースで放映することに決定したとのことです。以下、一応詳細をお伝えさせて頂きます。

http://www.news24.jp/articles/2011/05/21/07183106.html

 

これがきっかけで、少しでも募金の輪など日本でも広がったら、また東北の方に見て頂いて、ロンドンからの応援メッセージが届いたらいいなぁと願っています。


|

2011年5月16日 (月)

チャリティイベント報告(義援金)

昨日のチャリティイベントで集まった義援金の報告です。

皆様のあたたかい善意で、127733円が集まりました。

参加はできなかったけれど義援金をお持ちくださった方、また母乳相談やベビマクラスの際に預けてくださった義援金もあり、本日150000円を送金しました。

Img_0343

日本誕生学協会「誕生学GTネット」あてに75000円、「日本助産師会災害援助基金」あてに75000円。合計150000円です。

被災地の母子支援に焦点を絞った義援金として送金しました。

ご報告します。ご協力ありがとうございました。

|

2011年5月15日 (日)

チャリティイベント報告(テレビ放送)

皆さまのおかげでチャリティイベントが終了しました。

105名の方にご来場いただきました。ありがとうございました。

たくさんご報告したいことはあるのですが、取り急ぎのお知らせです。

今日のイベント取材に日本テレビさんが取材に来てくださいました。その内容が、早速今夜放送されているようですよ。

CS・24時間ニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて、19時~の番組で繰り返し放送されています。現在放送中です!!

Mちゃん、Tくんパパ、Rちゃんママ、Mさん、映っていますよ~。

(番組動画http://www.news24.jp/articles/2011/05/15/07182776.html

また、明日日本テレビ早朝「Oha!4」という番組の中でも放送されるかもしれないとのことです。よろしければご覧になってくださいませ。

イベント詳細報告は後日改めてさせていただきます。

|

2011年5月13日 (金)

被災地へつなげていきたい その4

5月15日のチャリティイベントのもうひとつの講演は、「いのちを感じる誕生学」の予定です。

「誕生学」とは・・・ 健全な自尊感情を育む、ライフスキル教育プログラム。「生まれてきたことが嬉しくなると、未来が楽しくなる」をコンセプトに、「生まれてくる力を伝える」ライフスキル教育プログラムです。

多くの尊い命が亡くなった今回の大震災・・・。死者数は、今でも毎日増えています。たったひとりの命が亡くなるだけでも、家族や友人や仕事や地域の方や・・・多くの多くの人が悲しみ、毎日思い出しては涙ぐむ日々を送る・・・そう考えると

新聞やテレビで報道される「亡くなった方々」の名前を読み流すことはできません。中には小さい子供もいる。母親も父親もいる・・・。

もしも私が突然の震災で、もしも愛する家族を突然亡くしたら・・・。もしも・・・と想像するだけで、涙で目の前がかすみます。想像するだけで震えます。想像だけでも本当に苦しい。

たくさんの愛情に包まれ、大切に大切に育てられ、またたくさんの愛を注いできた親が、突然亡くなる・・・。たったの一瞬で、命が消える。

そんな未曾有の大震災と同じ時代を生きる私たちが、命の力を感じられるように、命の力を再認識できるように・・・、そんな願いを込めて企画しました。

企画当初は私自身が講演させていただく予定でしたが、主催者との二役になってしまうため、誕生学協会の先輩に依頼したところ快諾していただきました。

日本誕生学協会講師で、バースコーディネーターでもある、永野さやかさんがご講演くださいます。http://www.tanjo.org/

つなげていきたい・・・いのち。

育んでいきたい・・・いのち。

守っていきたい…いのち。

誰でも世界でたった一つのいのち・・・。

皆さまと「大切ないのち」を感じあいたいと願っています。ぜひ大切なご家族と一緒にご参加くださいませ。

チャリティイベントは、5月15日(日)13時30分開場、14時開演、16時半終了予定です。会場は八潮駅前メセナアネックスにて。

イベントのご参加対象は、「妊娠中~0・1・2歳児を育児中の保護者」または、「育児にかかわる専門職の方(保育士・保健師・助産師など)」です。ご参加費用は無料ですが、母子支援に焦点を絞った義援金にご協力をお願いします。※会場スペースの都合上、お子様は預けていらっしゃるか、会場内託児のご協力をお願いします。

またチャリティーイベントは事前申し込みがなく当日参加のため、ご来場者が予測できません。途中入退場は自由です。もしも善意が集まり過ぎて混雑した場合はご容赦くださいませ。

|

2011年5月12日 (木)

被災地へつなげていきたい その3

5月15日のチャリティイベントに向けての最終ミーティングをしました。

ボランティアスタッフの20人は、ほとんど全員が、0~1歳児のママ。子連れでボランティアにご参加くださる方もいます。会場設営や進行表の打ち合わせだけではなく、接遇の練習もしました。「ありがとうございます」「こちらへどうぞ」「お子様をお預かりしましょうか」など、来場者役とスタッフ役に分けた実演練習です。

イベントでは、「小さい命を守るナチュラル防災講座」を予定しています。講師は、あんどうりすさんと北極しろくま堂さん。このおふたり同時のご講演は、関東圏ではなかなか受けられません。毎回キャンセル待ちが出る人気講座です。

そして、このおふたりは、ともに被災地支援の達人でもあります。

あんどうりすさんは、阪神大震災で被災の経験をもとにした、防災ファシリテーターさん。アウトドアが大好きなりすさんは、子を守るための知恵をお話しくださいます。日本各地で講演活動をされているりすさんは、どこに行っても質問攻めになるそうです。

りすさんは、「ひとつ前の被災地に送金をする活動」を続けていらっしゃいます。現在は、一年以上前に地震の起きた「ハイチ」への支援を続けているとのこと。りすさんいわく、「被災地が注目されているうちはいいが、忘れ去られたあとが大変になる」とのこと・・・。東日本大震災でも、長期的な支援の大切さについて教えて下さいました。

しろくま堂さんは、今回の地震で、迅速なおんぶ紐の支援をされた会社です。さら助産院でおんぶ紐を「集め始めた」のが3月16日、この時点で市町村の救援物資回収はまだ始まっておらず、全体からすると早い時期の支援でした。しかし、しろくま堂さんはさらに早く、おんぶ紐とさらしを、3月16日時点で「被災者の手元にまで」独自のルートですでに届け終えているのです。

私の記憶している限り、被災地母子支援に関してダントツの迅速さで支援物資を届けていたのは、北極しろくま堂さんとモーハウスさんでした。救援物資がたくさん届き始めてからでは迷惑にもなる支援物資は、迅速さが肝心と聞きます(中越地震後では支援物資を廃棄する費用だけで1億3千万円もかかったそうです)。震災直後の何もない時期にしろくま堂さんのおんぶ紐が手元に届いたことで、どれほどのベビちゃんが守られたことでしょう。

イベント当日は、北極しろくま堂さんによる、わが子を守る兵児帯のおんぶレクチャーもあります。

このおふたりのご講演で、わが子を守る「知識と技術」を身につけていただきたいと願い企画し、おふたりとも遠路はるばる八潮市にまでお越しくださいます。

イベント会場のスペースが狭く、事前申し込みのない当日参加のため、混雑した場合はどうかご容赦くださいませ。ママスタッフがご案内いたします。皆さまのたくさんの善意をお待ちしています。

|

2011年5月11日 (水)

ありがとうございます

5月11日は私にとって特別な日です。

結婚記念日であり、さら助産院の開業日でもあります。そしてこれは合わせたのではなく、越谷保健所に届け出をし、施設調査を受け、受理された日が偶然11日だったのです。1/365の確率に、感動しました。

さら助産院を開業して2年。たくさんのママやベビちゃんとの出会いに感謝しています。今まで出会った人数を数えてみようと思ったけれど、途中で混乱・・・。昨年9月にスタートした駅前アネックスのベビマクラスだけで、すでに8か月で130組の親子との出会いがありました。

さら助産院の開業には、私の夢がこめられています。「さら助産院」の名前を決めるだけでも、事業運・発展運・交際運・財政運などの字画を調べ、さんざん考えても判断がつかず命名の先生に依頼し決めてもらいました。

当初は、自宅の一室なのに「助産院院長」となることに抵抗もあったのですが、命名の先生は「大きな名前」「ひとつのお役目にこだわらない名前」として「さら助産院」を勧めてくださいました。今ではわが子の名前のように気に入っています。

現在のさら助産院の活動も、ひとつのお役目にこだわらず、「つばめクリニック母乳外来」「ベビーマッサージクラス」「誕生学サロン」「保健センター新生児訪問」「乳腺炎や母乳分泌促進のケア」・・・など地域の母子支援全般の活動をしています。

そして最近では、中学校の「いのちの授業」や、企業の「マタニティスクール講師」「ベビーイベント講師」、また公民館主催の「孫育て講座講師」など、外部講師依頼が増えてきました。土日に遠方に出かけることも多く、母親としての時間とのバランスが課題です。

地域に密着した助産師活動を続けていけるように、これからもたくさんの学会や講習に参加してお勉強し、皆さまに喜んでいただけるようなお仕事を心がけてまいります。よろしくお願いいたします。

Img_0341_5 ベビマクラス初期メンバーのママたちが大きなお花を届けてくださいました。

結婚記念日にちなんで、「ウエディングドレス」という名の紫陽花です。

Img_0342_2 Jくんママ・Hくんママ・Yくんママ・Sくんママ・Kくんママ・Mちゃんママ、ありがとうございました。

黄色のお花はSくんママから・・・。私はサプライズに弱いので、涙涙・・・。本当に感謝です。

 

|

2011年5月10日 (火)

被災地へつなげていきたい その2

被災地支援のひとつである、5月15日のチャリティイベントに向けて、地元八潮市のお店からもチャリティ品のご支援をいただいています。

八潮市古新田にある「木の店木楽」さん http://ki-raku-t.com/

木楽さんは、材木商として代々80年間活躍していらっしゃる老舗の材木店です。

自然素材を取り入れた生活を提案するお店として、木材全般のアドバイザーになってくださいます。

お店には、材木以外にも、ハーブティやアロマオイル、そして石鹸から布ナプキンまで、ナチュラルな生活をするヒントになる商品がいっぱい並んでいます。さら助産院のベビーマッサージクラスのハーブティも、木楽さんで購入したものをご用意しています。

木楽さんは、今回のチャリティイベントに向けて、どのようなチャリティ品が皆様に喜んでいただけるかと考えてくださいました。

そして、なんと職人さんが手作業でこのイベントのためにご制作くださいました。ひのきの香りと無垢の質感を感じられる「アロマウッド」です。ほのかな木の香りに癒やされ、たんすに入れれば防虫にもなるそうです。

自然素材を生活にやさしく取り入れられる、木楽さんならではのオリジナルチャリティ品。いつまでもこの震災を忘れないように、真心こもったやさしいアロマウッドです。

最近の私は、イベント準備に向けて毎日何人もの方と連絡を取り合う日々です。講演に来てくださる方、ご参加くださる方、チャリティ品をご支援くださった方、そして地域のボランティアママたち・・・。ひとりひとりの力でできることは少ないかもしれないけれど、大勢のあたたかい気持ちが集まれば、エールが届けられると信じたい。

たくさんの方のご来場をお待ちしています。ただ予約制ではないため、ご来場者数の予測ができません。もし善意が集まりすぎて混雑した場合はお許しくださいませ。途中入退場は自由です。母子支援に焦点を絞った義援金のご協力をお願いします。

|

2011年5月 8日 (日)

被災地へつなげていきたい その1

5月15日の チャリティイベントが近づいてきました。

 

現在ボランティアスタッフのママたちと準備を進めています。

 

このイベントに寄せて、たくさんの方からの善意を預かる責任を感じています。

そして、被災地へこの善意をつなげる流れを作ることにも。

 

以前に 皆様にご協力いただき被災地に送った「おんぶ紐支援」「紙オムツ支援」そして、今回の「チャリティイベント」は、ひとつひとつが完結した支援ではなく、長期的支援の流れのひとつだと考えています。

 

助産師として被災地の母子支援のために何ができるだろうかと考え、被災地支援活動を始めてからというもの、偶然とは思えないたくさんの出会いがありました。そして、そのひとつひとつにストーリーがあります。

 

あたたかい支援の輪が距離を越えて広がりつながっていきます。その中のひとつである「モスリンプロジェクト」をご紹介します。

 

このモスリンスクエアとはモスリン布で作られた大判ガーゼのことで、イギリスでは「おっぱい、おむつ、モスリンがあれば育児ができる」と言われるほど一般的な育児用品です。

 

イギリス在住のピアニストで3か月児のママである朝岡さやかさんが発起人となり、「モスリンスクエアを被災地のママに届けたい」という活動が始まりました。

 

朝岡さやかさんが、さら助産院の支援活動をブログで読んでくださり、支援のご相談連絡がありました。

何度かメールやお電話のやりとりをしながら、お互いの支援の気持ちが一致すると確信し、被災地でモスリンを支援を希望する助産院や産婦人科を探して、ご紹介するという流れが生まれました。

 

この発送先のひとつが、以前に皆さまから集まったオムツを発送したいわき市です。

 

いわき市在住で支援活動をしているインストラクターの佐々木さんは、どのようにロンドンから届いた善意の支援を被災地のママたちに配布しようか、ずっと考えてくださいました。ロンドンからのあたたかい心を届けたい、でも原発被害で大変な思いをしているママたちの負担にはなりたくない。どうしたらよいか・・・。

 

そして、いわき市の佐々木さんからこんな連絡がありました。

 

「モスリンと一緒に、いのちの授業を届けようと思う」

 

物資の渡し方をあれこれと考えていました。

 

朝岡さやかさんが音楽家であることから、友人の音楽家(声楽とピアノ)に相談することを思いつきました。

 

事の詳細を伝えると、「被災を免れた私にできることであれば喜んで」と、自宅に所有するコンサートホールを快く提供してくれました。

 

 

それだけではなく、「集まってくれた妊婦さんや、赤ちゃん同伴のお母さんに“誕生学”のプレゼンをしたい」との想いを話すと、

 

「それって良いね。であれば良ければ木村がピアノと歌を・・・と言うのはどうかしら?」と言ってくれました。

 

 

日々、自宅の倒壊や放射能の不安のなかで、出産を待つ妊婦さんや子育てママに元気になってもらいたい想いからの発想です。

 

あきさんの「いのちの授業」で"いのちの力"を話してもらい、音楽で心の癒しと喜びを感じてもらいたい。その上、ロンドンのママさん達のエールをお伝えしたい!!と考えました。

 

これから、お知らせチラシを作成し、母子センター、地元のNPO(助産師さんが組織する、コミュ~ン)、産科婦人科病院等につなぐ予定でいます。

 

まず、これをスタートとし、その後は順次、状況を判断。関係機関と連携して、ロンドンの心をお渡ししたいと考えています。

 

震災がなければ出会うことすらなかっただろうご縁が、距離を越え、あたたかい支援の輪となり広がっています。この佐々木さんの企画は、まだまだ進行中。

 

5月15日のイベントでは、このモスリンスクエアもチャリティ品としてご用意しています。ロンドン在住の皆様が義援金を募り、育児中のママたちが手作業でパッキング・発送してくださいました。被災地ではない八潮市ですが、あたたかい心が届いています。

 

イベント当日には、このモスリンプロジェクトのメンバーが応援に来てくださいます。そして、いわき市から佐々木さんもご参加くださいます。

 

皆さまからの義援金を、「日本助産師会」「日本誕生学協会」を通し、被災地の母子支援に役立ててもらいます。あたたかい真心がつながっていくことを願っています。

 

モスリンプロジェクトhttp://muslinjapan.com/org/

 

 

|

2011年5月 5日 (木)

双子ちゃん育児

このかわいい双子ちゃんは、「たかくん」「とらくん」。生後20日めです。

二卵性の双子ちゃんで、それぞれパパ似とママ似に見えるから不思議です。

110505_105020_3

最近は双子ちゃんにご縁があり、この2ヶ月で3組の双子ちゃんに出会いました。

双子ちゃんの育児の場合、まずは二人同時抱っこの練習をお勧めしています。肩から斜めに手を入れるようにして、一人ずつを片手で抱っこ。

そして、授乳はママの左右に一人ずつ寝かせた添え乳や、横抱きでの二人同時授乳がお勧め。タンデム授乳という言葉は、二人同時授乳のことをいいます。仰向けにママが寝て、二人が斜めのうつ伏せになりながらの飲ませ方もあります。

双子ちゃんとの出会いがあると、いつもいのちの不思議さに感動します。先日会った女の子の双子ちゃんは、一卵性なのに、一人は湿疹いっぱいで、もう一人はつるるんお肌。また、生まれた時の体重は500グラム以上違うのに、体重増加率が全く同じ子もいました。

おなかの中でどんな姿勢でどんな事を考えて育ったのかしら。ひそひそおしゃべりをしていたかもしれませんね。

このふたりの巻き方は「おひなまき」といいます。このお写真は専用の布を使っていますが、薄手のバスタオルでも大丈夫。おなかの中にいたような姿勢で包み込むと、赤ちゃんが安心してよく寝てくれますよ。この子たちは、パパが熟練した手つきで巻いていました。新米パパには見えない手つきのパパさん、さすがです。

|

« 2011年4月 | トップページ | 2011年6月 »