子宮頚癌増加とワクチン
子宮頚癌が増加しているとの記事。そして注目されているHPVワクチン。
ワクチンの接種をするのに一番理想的な時期は、小6から中3だそうです。
性行動開始年齢は、中2で5%。高校卒業で30%強といわれています。まだ彼氏すらいない小6の女子に、「将来の性感染症の予防に」とワクチンを受けさせるにはどう説明すればよいものか。その点が悩ましいところですが。
子宮頚癌に感染したのはパートナー人数が多かったからとか、感染者をさらに苦しめるような情報が信じられた時代もあったけれど、パートナーの人数は関係ありません。
実は性経験のある女性の80%以上はすでにHPVウイルスに感染しているといわれています。そしてそのまま発症しないことが多く、発症した場合に頚癌になるのです。つまり、どんな女性でも発症する可能性があります。そして、男性は感染しても癌化しないそうです。
日本ではHPVワクチンがうけられるようになってまだ間もないため、ほとんどの女性はワクチン接種をしていません。ワクチン未接種の女性が予防するためには検診を定期的にうけることが大切なのが大前提ですが、将来いのちをはぐくむ女子たちから、この病気が減っていくことを願ってやみません。
・・・母親として助産師として女子たちを守りたい、改めてそんなことを思ったのはこのような記事を見つけたから。妊娠してからの子宮全摘出なんて悲しすぎる・・・。
>読売新聞より<
妊娠中に子宮頸(けい)がんが発見される例が多発していることが、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)と兵庫県立がんセンター(明石市)による初の全国調査でわかった。
出産を終えた50歳代だった発症のピークが若年化し、逆に出産年齢が高くなったことで、発症と出産の時期が重なったことが要因とみられる。
がんの発見で中絶などに至る例も多く、研究チームは、検診での早期発見を呼びかけている。
調査は、産婦人科など分娩(ぶんべん)を行う全国約1500施設を対象に、2008年1年間に子宮頸がんと診断された妊婦の数などについてアンケート。その結果、51%の施設から回答があり、患者数は計162人(平均年齢31・7歳)に達した。70%は早期がんで、子宮を一部切除し妊娠は継続できたが、子宮を全摘し、中絶の対象となった進行期の患者も44人いた。
国立循環器病研究センター周産期・婦人科の池田智明部長によると、回答を得た病院の分娩数は国内の全分娩数の約半分であることから、妊婦10万人当たり約30人が発症していると推定。この数字は、国立がん研究センターが発表した罹患(りかん)率ピークの30歳代の35人に匹敵する。池田部長は「妊婦の数字は予想外に高い」と驚く。
・・・春休みに「母と娘の月経準備教室」を企画しています。その中で子宮頚癌ワクチン接種についてもお伝えしたいと思っています。 初潮前後の女子が自主的にHPVワクチン接種を受けることはできません。母親が、積極的に「いのちの力」を守っていきたいものです。
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