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2010年8月27日 (金)

乳腺炎、増えています

今年の夏は猛暑でしたね。暦の上では秋になっても、まだまだ残暑は続きそうです。

この暑さのせいか、最近は乳腺炎が増えています。

なぜ暑い季節に乳腺炎が多いのか、医学的にはっきりしたことは分かっていません。おそらく汗をかいておっぱいが濃縮することや、夜間の冷房で循環が悪くなることなどが原因なのではないかと思っています。

また多少の食生活の乱れも影響しますが、特に寝不足や、外出でおっぱいを吸わせられなかったという状況になると、乳腺炎のリスクは高くなります。

お盆のあと、「実家でおいしいものを食べて・・・」「友達に会って夜更かしが続いて・・・」「旅行でしばらく吸わせていなくて・・・」という乳腺炎の方が何人か続きました。なんだか変だな、と気づいて早めにケアをすれば治るのも早いのですが、こじらせてしまうと完治に時間がかかることもあります。もちろん、程度によってはこじらせることなくそのまま自然治癒することもありますよ(たくさん吸わせて吸いだしてもらえた場合)。

この夏で一番重症だった症乳腺炎の方は、初診時に40.5℃の高熱で、ぐったり。マッサージをしたら熱くてドロドロしたおっぱいがたくさん出てきました。マッサージですぐに37.5℃まで下がったけれど、翌日には再び40℃に。

血液検査をしたら、異常なほどの炎症反応。敗血症寸前の危険な検査値で、抗生剤を飲みながら毎日のようにマッサージを受けてもらい、膿のようなおっぱいを出しました。幸い回復が早く大事には至らなかったものの、重症症状でドキッとさせられました。

昨日訪問した方は、「40℃の熱が出たからおっぱいはやめました」とのこと。風邪だと確信していたそうです。でも、産後間もなくの高熱は、まず乳腺炎を疑ってほしい。乳腺炎の場合は、飲ませなければ悪化します。この方はわかりやすい乳腺炎で、つまりが取れた瞬間に1メートル近くもおっぱいが吹き出しました。たくさんつまっていたんですね。

実は乳腺炎でも、高熱、頭痛、関節の痛み、だるい・・という風邪のような症状は起こるのです。ただ乳腺炎の時は母乳を飲ませることが一番の治療。

「乳腺炎かな?」と思った時はまずはたくさん吸わせること。風邪薬の葛根湯を飲むこともお勧めです(詰まったおっぱいの流れをよくします)。でもさわって痛みがあり、上手に吸わせられないときはつまりが取れていない可能性が大。早めにマッサージを受けてくださいね。古いおっぱいを出すだけで随分と楽になりますよ。

乳腺炎の場合は夜間でも対応しています(八潮市内にいるときに限りますが)。先日は夜間に3人も乳腺炎の方が続きました。化粧を取っている時もあるので、驚かないでくださいね(笑)

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2010年8月22日 (日)

イクメンFestival

こんな面白そうなイベントを見つけました。

育児を頑張るパパのための祭典「イクフェス2010」

「Mr イクメンコンテスト」に推薦したいパパの顔が何人も浮かんできましたが、これは残念ながら募集は終了し、イベントで最終選考だそう。

親子でダンスパーティーもありますよ。(・・・赤ちゃんとのダンスなのかな?)

9月24日・25日に東京ビッグサイトにて。詳しくはこちらhttp://www.fqmagazine.jp/ikufes/index.html

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2010年8月18日 (水)

新しいベビマクラスのご案内

9月から、八潮駅前出張所アネックス内にて「さら助産院クラス」を始めます。

会場予約の都合で日程は不定期ですが、ベビーマッサージクラスや誕生学サロンをベースとしたクラスを予定しています。

ベビーマッサージクラスは既存のクラスと大きく変わり、ママズケアメソッドを取り入れました。

ママズケアメソッドは、中国ツボ療法を日本のわらべ歌に合わせてマッサージしていく新しいメソッド。赤ちゃんの胸や背中、足などのツボをわらべ歌に合わせて楽しみながら刺激していきます。

お咳や痰、便秘や下痢などの改善につながる家庭医学療法を、楽しみながら学ぶことができます。また体の柔軟性をよくするので、赤ちゃんの身体能力を高めることができるといわれています。

ママズケアメソッドは、芦屋や宝塚で10年以上前から大人気のメソッド(ママズケアhttp://www.mamascare.com/)。

今まで開催されたのは、芦屋・宝塚・名古屋・銀座・代官山・表参道などおしゃれな街ばかり。このクラスを八潮のベビちゃんにお届けしたくて、何度も芦屋へ通っていました。

この、さら助産院クラスでは、ママ力を開花する塾的役割のクラスとしてだけではなく、地域のコミュニティづくりのお手伝いもしていきたいと考えています。

そこで、このママズケアメソッドを一人でも多くの方にお届けしたく、9月はベビーマッサージクラスか誕生学サロンのどちらかを無料体験とさせていただきます。お友達を誘っても、何人で参加しても無料です(お一人様一回のみです)。

9月の日程は、ベビーマッサージが15・22・25・29日の4回。9月25日はパパ対象のイクメンクラス。誕生学サロンは21日の1回のみ。

きちんとお伝えしたいので各回定員(10数名)を設けました。ご予約は先着順で、9月5日から受け付けます。お電話やメールでも受け付けますが、予約フォームを優先とさせていただきます(予約フォームはホームページ下方に作成中)。

ベビーマッサージママズケアメソッドや誕生学については、ホームページに詳しく更新しました。よろしければご覧になってくださいませ。

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2010年8月16日 (月)

お知らせ

お知らせです。さら助産院専用の電話番号をつくりました。

080-4380-6030です。

開業して1年と3ヶ月。多くの方とのすてきな出会いに感謝するとともに、びっくりするような電話がかかってくることも増えていることが理由です。

たとえば、こんな電話。

日曜の早朝6時。「(男性の声で)田中(仮名)ですが、子供が泣きやみません」

田中さん・・・?誰だろう?思い出せずに聞いていると、数ヶ月前に新生児訪問に行った方。パパとは挨拶しかしていないはず・・・。新生児訪問は1カ月に何十人も訪問します。1回しかお会いしていない人は「新生児訪問を受けた・・・」と言ってくれないと思い出せません。それも日曜の早朝で頭が動いていなかったので。

突然「○○です」とかかってくるお電話は戸惑います。1回しか会っていない人や電話相談だけの人は、お名前を聞いただけでは思いだせないこともあるので、ヒントも教えてもらえますか?

また昨夜は、深夜の2時近くに「乳腺炎になりそうで心配」という相談のお電話が。もしすでに乳腺炎になっていて高熱で痛みもあり・・・という状況であれば対応します。でも熱も痛みもなく、相談のお電話なら翌朝にお願いしたい。深夜の2時はふつうは寝ています。さら助産院は病院ではないので、24時間体制ではありません。この方も数ヶ月前にたった1回お会いしただけ。

夜間に、「この前の話の続きで・・・」というお電話もありました。え~っと、私は数か月前の話の続きを覚えていられるほど頭がよくありません。すみません。

小さな助産院なので、今までできる限りどんなお電話も対応したいと頑張ってきました。しかし私は娘のいる母親でもあり、プライベートも大切にしていきたい。開業当初から、原則として電話対応は「平日9~18:00」とホームページにも記載しています(緊急時のご相談や乳房の痛みやしこりなどの場合はこの限りではありません)。

もちろん、さら助産院でフォローをしている方は、お電話を下さってかまいませんよ。心配な時は遠慮なく電話をくださって大丈夫です。

今まで出会った方は、ほとんどの方が素敵なママです。びっくりする電話はごく一部ですが、業務やプライベートに支障をきたすこともしばしば。やむを得ずこちらも対応を検討することにしました。お手数をおかけしますが、今後のお電話は新しい電話番号へお願いします。よろしくお願いします。

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2010年8月 7日 (土)

幼児虐待についての私の思い

連日のように虐待報道が続いています。

聞くたびに、つい顔をそむけたくなる報道。かわいそうに・・・。死んでしまうなんて・・・。どれだけ苦しかっただろうと思うと涙が出てきます。

「母が子供を愛する以上に、子供は母を愛している」と聞いたことがあります。母親は子供との時間以外に楽しむ方法があるけれど、子供にとっては母親から与えられるものがすべて・・・。全信頼を母親に寄せている。その母親に見放され、いのちを絶ってしまう悲しさ・・・。

本当にひどい。こんなにかわいい子供を見放すなんて。暴力をふるうなんて。そう思う。

でも、

その一方で、母親たちの気持ちを思うと同じように苦しくなるのです。

心がさみしくてカラカラだったんだろうな、苦しかったんだろうな、と。

思うようにならない育児に叫びたくなったり泣きたくなった経験は、ほぼ全員の母親にあると思います。何をしても泣きやまない、何を訴えているのか分からない、疲れているのに夜中に泣きだして起こされる・・・。

誰にでも、思うようにならない育児にイライラすることや、激しく揺さぶりたくなることや、怒鳴ってしまう時はあると思う。でもそういうときに行動に移すかどうかは、その母親を支えてくれる人がいるかいないか、その違いではないかと思うのです。

「頑張っているね」と言ってくれる人がいるかいないか。「いつもありがとう」と言ってくれるご主人。また実家の両親や、ご近所さんや、お友達や、行政の保健師や、地域の助産師・・・。誰でもいい。「大変だよね」と共感してくれる人がいるかいないか。「頑張っているね」「すごいね」「いいお母さんだね」と認めてくれる人がいるかいないか。

誰でも認めてほしいという欲求はある。でも赤ちゃんとのコミュニケーションは一方通行のように感じてしまう。返事もないし何を思っているのか分からない。誰にも認められない。休憩する時間もない。冷静になる時間もない。育児がこんなに大変だとは思わなかった。こんなに孤独だとは思わなかった。いい加減にしてほしい。そんな気持ちになるのはだれにも責められないのでは?

どの母親も、新しいいのちを授かったと知った時、そして新しいいのちが生まれた時は幸せいっぱいだったはず。このいのちを一生大切にしていこうと誓ったはず・・・。始めから「いじめてやろう」「殺してやろう」と思って生んだ母はひとりもいない。

でも最近の報道を見ていると、虐待をしている母親は「鬼母」「狂気」と、あたかもその人が特別極悪人のような表現が。こんな報道をしていたら、「私も同じような気持ちになることがある」「助けて」と訴えることすらできないのでは?

昔のように二世帯三世帯の家族であれば、誰かが抱っこしてくれて冷静になる時間もあったはず。でも今はマンションの核家族がほとんど。冷静になる時間もない。泣き声から逃げることすらできない。

虐待でわが子を死に追いやった母親は、取り返しのつかない現実にうちのめされていると思う。後悔して後悔して苦しんでいると思う。亡くなった命の叫びに思いを巡らすと同時に、ここまで追い詰められた母親の苦しさを思うとたまらなくなる。

私自身、こんな経験をしたことがあります。

娘が2歳前のこと。夫の転勤で、私には地域に友達がいませんでした。夫は長期の海外出張で不在続き。実家の両親とは疎遠・・・。毎日娘と二人っきりの日々。

ある日、友人の出産祝いを買いにデパートへ行きました。よちよち歩きであちこち移動し目が離せず、3時間たっても選ぶことすらできない。ようやく選び始めると、「ちょっと~、この子がじゃまなんですけど~」というギャルの冷たい視線。見ると娘がギャルの前に座って遊んでいる。「すみません」と謝って手を引き移動中に、娘が陳列された茶碗をさわって割る・・・。店員さんに平謝り・・・。娘は大泣き。抱っこして移動中にウンチをする。オムツからはみ出し、手がウンチでベタベタになる・・・。「動かないで、ウンチがついちゃう」と言っても、娘は眠くて大暴れ。泣き声に中年男性の冷たい視線と舌打ち・・・。お願いだから泣かないで。私が泣きたい。授乳室に連れていきオムツを替えていたら涙があふれてきた。

「いい加減にして!なんでお友達のプレゼントひとつも買わせてくれないの?!ママの時間がないじゃない!!少しくらいおとなしくしてよ!!」泣きながら、かなり感情的に怒鳴っていました。

そんなときのこと・・・。

「大変だよね。怒鳴りたくもなるよね」と近くにいたママが話しかけてくれたのです。「すごく気持ちがわかるよ・・・」と。その瞬間に、ス~ッと冷静になったのを覚えています。でも、もしもあの時に、「こんなに怒鳴るなんてひどい母親だね」「母親失格」と言われていたら、冷静になれずに娘を殴っていたかもしれない。

虐待には「地域の目」とよく言われますが、「地域の目」とは「虐待を発見する目」ではなく、「やさしく見守る目」であり、「頑張っている母親を認める目」なのではないかと思うのです。頑張っていることを認めてもらい冷静になったら、虐待しそうな自分を止めることができるかもしれない。もしも虐待している母親をみつけたら、責めるのではなく、そこまで追いつめられるほど頑張った努力も認めてあげてほしい。そうしたら、本来の優しい気持ちを取り戻すこともあるのでは?

最近続いている虐待報道についての、私個人の意見でした。

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2010年8月 5日 (木)

つばめクリニックのご案内

8月のつばめクリニックのご案内です。

「母乳外来」8月9日・30日(月)個別診察・完全予約制

母乳が足りているかなんとなく心配・・・。おっぱいにしこりがある、乳首に白いものができた・・・。そんな方は、ぜひ母乳外来をご利用ください。

赤ちゃんの体重測定・赤ちゃんの吸い方確認・おっぱい診断を通して、痛くないマッサージをしながら、おひとりずつ個別にアドバイスをします。

料金は2500円。おひとり20~25分です。

10月からは、2週間に一度ではなく、毎週月曜に母乳外来を予定しています。

「誕生学サロン」8月23日(月)

キャンセルが出ました(あとお一人で定員です)

妊娠中に、赤ちゃんはどんな素晴らしい力を使って大きくなるのか。生まれるとき、どのように頑張って生まれてくるのか・・・。ますます赤ちゃんが愛おし~くなるお話です。ほっこりとあたたかくなる、ロマンティックなお誕生のDVD鑑賞も含みます。

お話ししやすい少人数制で、定員は6人です。対象は、妊婦さんとハイハイまでの赤ちゃんのいるママ。女性が本来持っている「素晴らしい力」についてお話しませんか?

つばめクリニックでの誕生学サロンは8月で最後です。駅前アネックスで新しいクラスを始めるのに合わせて、ご家族で受けていただける誕生学サロンを企画中。また詳しく決まり次第お知らせします。

日本誕生学協会ホームページ http://www.tanjo.org/

赤ちゃん連れでお待ちいただかなくてもいいように、「母乳外来」も「誕生学サロン」も予約制です。ご予約は、つばめクリニック (電話番号 048‐999‐7822)まで、診療時間内にお願いします。

つばめクリニックhttp://ystsubame.com/

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2010年8月 4日 (水)

八潮市海外派遣事業

娘がオーストラリアへ行っていました。

八潮市には中学生の海外派遣という制度があります。毎年、市内の中学2~3年生が20名ほど参加させていただいているこの海外派遣に、今年は娘も参加させていただくことができました。

オーストラリアの中学生との文化交流(書道や、浴衣を着て盆踊り)、動物園でコアラや大蛇の抱っこ、現地人アボリジニとの触れ合いやホームステイなど、貴重な経験をさせていただいた一週間。

この制度は平成2年から続いているそうです。地元の名士、長田義弘さんが億単位の多額の寄付をしてくださっているということを知り、驚きと感謝と感動。大勢の教育委員会の先生方が、駅まで送り迎えに来てくださったのにも感激しました。

数年ぶりに娘の送り迎えをしていると、保育園の送迎をしていたころを思いだしホロリ。大きくなったな~、いろんな方に支えていただいているんだな~、と改めて感じた一週間。この感謝を忘れないでほしいものです。

娘たちを支えてくださっているこの地域への恩返しとしても、私は地域のベビちゃんの幸せのために、全力でがんばるぞ!

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