卒乳のケア
あまり知られていませんが、「おっぱいをやめた後のケア」というものがあります。
これは、母乳育児を終えた後、 ご自身で搾っても搾りきれていない深いところに残っている母乳をおそうじするケアです。
このケアを受けることで、月経前などに痛みを感じになくてすみ、将来的に悪性と間違えられることが少なくなります。また次のお子さんの授乳の時、とりきれないしこりに悩まされることもなくなります。
私の友人で、おっぱいにしこりがあり、「残った乳腺のしこりか悪性なのか分からない」ため、毎年精密検査を受けている人がいます。毎年「悪性の可能性がある」といわれると、毎年のことでも眠れない夜が続くと話していました。
先日もこんなケースがありました。卒乳して1年近くたってから、おっぱいのしこりが気になって受診。エコーで見ても悪性かどうかわからない。針を刺して調べてみたら、なんと腐ったヨーグルトのようなべとべとが出てきた、という・・・。ずっと残っていたんですね。
卒乳後のケアとしては、完全に飲まなくなって2~3週間したころがお勧めです。でも、月齢やおっぱいの張り、またママの栄養状態によってもケアは異なります。今日ケアにいらした方は、断乳後3週間たったのに、まだおっぱいはどんどん湧いてゴリゴリ状態でした。
反対に、3年近く母乳を飲ませていると、奥の方までしっかり吸ってくれていて、卒乳ケアが必要ないこともあります。すべての人に必要というわけではないけれど、特にお勧めしたいのはこんなケースの方。
①断乳時期が1歳未満
②乳腺炎を患ったことがある
③しこりが残っている
気になることがあれば、卒乳から時間のたたないうちにご相談くださいね。あまり時間がたつと腺が閉じてしまうので、マッサージで出すことが難しくなります。今まで大活躍してくれたおっぱいに最後のケアをするとすっきりしますよ。
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