母乳不足感
「おっぱいが足りないと思うんです」「母乳の出が悪いので・・・」などなど、母乳不足感を訴える方によく会います。
「どういう理由でそのように感じるのですか?」と確認すると、圧倒的に多いのが、「飲ませたばかりなのに寝かせるとすぐに泣く」という理由。
実際に、「私のおっぱいは出がよくありません」とはっきりと断言(笑)する方で、本当に母乳が足りていないケースは、全体の2~3割程度に感じます。ほとんどが「出ていない気がしているだけ」、つまり母乳不足感なのです。
「寝かせるとすぐに泣く」時は、赤ちゃんはどんな気持ちなのかな?と想像してみませんか?
・・・おっぱいを飲みながら、気持ちよく眠りにおちていって至福の瞬間・・・。大好きなママに抱かれながら、おっぱいを含み、おなかもいっぱい、気持ちいい~幸せ~・・・と感じていたら、「ハイおわり」と寝かせられてしまう。
「もっとだっこして~」「もっと吸わせて~」と泣いているのであって、母乳が足りないとは限らないのです。ママの抱っこがそんなに気持ちいいなんて、まあかわいい!
中には、吸い終わって眠ろうとしているのに、げっぷをトントン。赤ちゃんにしてみたら、うとうとしていたら起こされて、布団に寝かせられて・・・目がさめちゃったよ~と泣くことも。
「寝かせるとすぐに泣く」赤ちゃんは、ママの抱っこが大好きな証拠。こんな時は添い乳がお勧めです。おっぱいを飲みながら眠ったら、そのままス~ッと忍者のように離れるだけ。抱っこして移動させないので起きてしまうことがぐんと減ります。
または、寝かせたあとに急に離れずに、しばらくおなかやお尻を触って、完全に寝てから離れる方法もあります。
母乳不足を感じてミルクをどんどん増やしていくと、本当の「母乳不足」になることも。実際におっぱいの開通や分泌の勢い、また赤ちゃんの吸い方を見せてもらうことで本当に不足しているかどうかがわかります。また、早い時期(産後1ヶ月半~2カ月)であれば、授乳の方法を変えるだけでよく出るようになることもあります。心配な時は、お近くの助産師にご相談くださいね。
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