乳腺炎
乳腺炎は、おっぱいのしこりや痛み、発熱や痛みといった症状がおこります。
細菌によっておこる「急性乳腺炎」と、母乳が溜まっておこる「うっ滞性乳腺炎」がありますが、大多数は「うっ滞性の乳腺炎」で、「急性乳腺炎」ほどの激しい全身症状は起こりません。
「うっ滞性乳腺炎」は、初期に対応をすれば、ほとんどが数回のマッサージで改善します。しかし、初期の発熱で、乳腺炎を疑わずにインフルエンザの検査や風邪の治療を受けてしまっている方も。
「うっ滞性乳腺炎」の原因として、脂っぽい食事の摂取、体の冷え、偏った飲ませ方の授乳、疲れ、いらいら・・・などがありますが、ひとつではなくいろんなことが絡み合って起こることが多いもの。
時には、抱っこ紐やおんぶ紐を長時間使ったために起こることもあります。これは、おっぱい(乳腺)を固定することで循環が悪くなっておこるので、普段からワイヤーなしブラジャーを使って循環を良くすることも予防対策のひとつ。
先日かかわった生後5か月のママは、おっぱいにしこりが続いていたけれど、そのうちに治るだろうと数週間様子を見ていたとのこと。ひどくなってきて私が関わるようになったころには、なんと拳大のガチガチのしこりがおっぱいにできていました。血液検査をすると、びっくりするくらいの感染数値。
あまりにひどくなると、内科治療で抗生剤を内服して治療をしたり、乳腺外科で切開処置を必要とすることもあります。
その方は、内科治療と乳腺外科治療と助産師のマッサージで、2週間以上かけて切開せずに治るめどが立ってきましたが、まだ完治にはしばらくかかりそうです。
ここまでひどくなってしまうことは稀です。私が今まで関わった中でも、まだ数人にしか出会ったことがありません。
中にはごくごく稀なケースとして、ひどい乳腺炎だと思っていたら炎症性乳癌という恐ろしい病気のこともあります。しこりやおっぱいの違和感で心配な時は、早めにご相談を・・・。
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