未熟児のベビーマッサージ
3月生まれのMちゃんです。26週に453gという超未熟児で生まれました。
私が今まで関わった中で、いちばん小さな赤ちゃんです。7か月に入り、3000gを超えてからマンツーマンでベビーマッサージを始めました。
未熟児の特徴のひとつとして、関節が固いことがあげられます。おなかの中で大きくなっていないため、背中を丸める窮屈な姿勢を経験をしていないからです。
Mちゃんは、おむつ替えも大変なくらい股関節が開きませんでした。レントゲンを撮っても異常なし。でも股関節は90°も開かない。
ママが毎日毎日愛情をこめて股関節をやわらかくするマッサージをしました。マッサージをすると股関節が柔らかくなり、120°以上開くようになりました。Mちゃんは固い関節をマッサージしてもらって、毎日プチリハビリ。
そんなMちゃんは9か月で4000グラムを超えました。9か月で4000グラムと聞くと小さく感じますが、Mちゃんは生まれた体重の約9倍です。ものすごく頑張っています。
イギリスでは、約20年前に未熟児の発育を促すためにベビーマッサージが始まったそうです。
関節をやわらかくして動きをよくする、体のバランスを整える・・・。そんなベビーマッサージの効果は、小さく生まれた赤ちゃんがのびのびと発育する力を引き出してくれます。
1997年の第9回アジア小児科学会議では、 『毎日マッサージを受けた未熟児は、受けていない未熟児に比べて、体重の増加が47%も大きい』という顕著な例を発表しているそうです。
未熟児ちゃんの場合は、関節の動きを確認してマッサージ内容をアレンジしたほうが良いため、医師や看護師・助産師などに相談しながら進めてくださいね。
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